ライフ

中高年層向けの英会話学校 無理なく続けられるポイント解説

 最近では「英語をやり直したい」という中高年層をターゲットにしたコースを設ける英会話学校も少なくない。

 ビジネスマン向けの講義に定評があるベルリッツ・ジャパンでも「大人の英会話」コースがある。平日の昼間に4人のグループレッスンを行なうクラスで、レベルに応じてトラベル英会話や日常会話を学ぶ。生徒の多くが主婦やシニア層で初歩から無理なく学びやすい。レッスンのポイントを同社経営企画部の川上学氏に聞いた。

「アルファベットから、旅先で困らない程度の旅行会話まで4段階のステップを踏んで学習していきます。英会話学校では過去形なら過去形だけを盛り込んだテキストを使って学習するところもありますが、テキストは現在・過去・未来すべて盛り込み、シチュエーションを重視しています。勉強しているという意識を取り除き、できるだけ英語を使う場面を楽しく想像してもらいやすいと思います」

 多くの英会話学校がそうであるように、レッスン中は初級クラスといえど一切日本語は禁止、「質問も英語で」が原則だ。ただしレッスン終了後には日本人の専門スタッフが、疑問や学習の悩みの相談に乗ってフォローしてくれる。川上氏が英会話学校を賢く活用する方法を語る。

「“俺はもっと旅行英語に強くなりたい”とか“ボランティアで外国人旅行者のガイドをしたい”とか、目標や夢を達成するためのワガママを講師やスタッフにいうことです。そのためのノウハウが英会話学校には蓄積されています。

 たいていの語学学校は無料体験レッスンを設けています。30分ほど外国人講師と会話していただき、レベルチェックや英語をなぜ学びたいかを伺います。遠慮なく各学校の無料体験レッスンに足を運び、楽しく続けられそうだという学校を見つけてください」

※週刊ポスト2014年12月5日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン