国内

秋葉原のJFリフレ 「添い寝30分8000円で馬乗り5分1000円」

 ファストフード店やコンビニよりも割のいい“性的アルバイト”に一見普通の女子高生たちが群がっている。

 東京・秋葉原駅近くのガード下には、夕刻になると多彩な制服に身を包んだ女子高生がずらりと並ぶ。愛想よくチラシを配る子もいれば、じっと佇んでいる子もいる。そのうちの一人と目があった。彼女は7月に18歳になった高校3年生で、奈央と名乗った。週に3日は「JKリフレ」でアルバイトをしているという。

「いろんなコースがあります。『添い寝コース』なら、30分で8000円。一緒にソファに寝そべってお話しするコースで、ハグ2回つきです。でも、胸を触ったりとかエッチなことはダメ」

 そう微笑む彼女の案内で、駅から少し離れた雑居ビルの7階へ上がった。エレベーターを降りると、店内はカーテンで個室のように仕切られていた。そのカーテンの向こうからは、ささやき合うような声が漏れてくる──。

 JKリフレとは女子高生によるマッサージ店のこと。2012年頃から急増した業態だ。2012年12月に18歳未満が働くことが禁じられたが、その後、摘発を逃れるために「JKお散歩」「JK撮影会」など、“非接触系”の業態を取る業者が雨後のタケノコのように登場した。実際には禁止されたJKリフレとやっていることは変わっていない。奈央が勤める店には豊富なオプションが存在する。

「たとえば腕枕、膝枕、(女性による)馬乗りはそれぞれ5分で1000円。ジャケットを脱いでワイシャツ1枚になる場合は2000円です。逆リフレもできますよ」

 逆リフレとは、客が金を払って女子高生の肩や脚、腰を揉むことを指す。これは5分間で2000円だという。「エッチな行為はダメ」でも客の手が胸やお尻に伸びることもあるというが、奈央は「その辺は我慢するしかありません」とあきらめ顔だ。オプションを細かく積み上げれば、平日なら1日で2万円、土日なら3万円ほど稼げるという。

 彼女たちの“勤労意欲”に目を付けてか、「裏オプを求めるお客さんもいます」(奈央)とのこと。“裏オプ”とは店外デート先で性行為に及ぶことだ。

「裏オプには店側は一切タッチしていません。女の子とお客さんの間で勝手に交渉しているという体裁です」(JKリフレ業者)

※週刊ポスト2014年12月12日号

関連キーワード

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン