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冬の函館の風物詩となった五稜郭イルミ 電気代は募金で賄う

「五稜星の夢イルミネーション」(北海道・函館)

 2014年も残すところあとわずかとなり、日本各地でイルミネーションの美しい瞬きが灯り始めた。イルミネーションの歴史は16世紀のドイツに始まる。マルティン・ルターが、森で見上げた星空を模して家の中のもみの木の枝に飾ったロウソクの明かりだった。

 世界で初めて電球を使ったのはトーマス・エジソン。1882年にマンハッタンのビル900棟を1万個超で飾り、市民を驚かせた。そして今、日本各地で光の饗宴を繰り広げている。

 写真で紹介するのは、五稜郭の「五稜星の夢イルミネーション」(北海道・函館)。今年で25年目を迎えた冬の函館の風物詩だ。

 周囲約1.8kmの五稜郭の堀に飾られた2000個の電球の明かりで星形に浮かび上がる。地元のボランティアが運営し、電気代などの費用約600万円は1口500円の募金などで賄う。近くの五稜郭タワーの展望台に上れば大パノラマが楽しめる。

撮影■丸田あつし

※週刊ポスト2014年12月26日号

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