ビジネス

パナソニックショールーム 1年半で400万人超が来場した秘密

 観光地としても人気を集める大阪駅に隣接した大型商業施設・グランフロント大阪。そのエントランスコーナー、二階から地下一階の3フロアを占めているのが「パナソニックセンター大阪」だ。1年半でなんと400万人を超える来訪者が集まった現場を、作家の山下柚実氏が歩き回ってみた。

 * * *
  私が訪ねたのは平日午後1時半すぎ。2階の入口付近には団体客が群がっていた。スタッフの説明を一言も聞き漏らすまい、という熱気が充満している。ここはビューティーコーナー。だが、ただの美容ではない。「for MEN」の文字が躍る。「男性用」美容家電が揃っているのだ。

 同社の人気シェーバー「ラムダッシュ」シリーズが壁にずらっと陳列されている。カウンターに座った男性は、最新機種の5枚刃を肌に当てて切れ味や感触を試している。

「髭にひっかからず、つるつるして優しい触り心地だな」

 たしかに、シェーバーの感触を知りたくても量販店の店頭では無理。しかしここなら可能だ。シェーバーだけではない。男性用目もとエステに頭部をマッサージする頭皮エステ、眉シェーバー、男性用エステローラーも並ぶ。

「美容家電に関心があっても手にとるのはちょっと恥ずかしい、という男性の方々に、気軽に実感していただきたいと考えました」と同社企画チームの藤森あやさん。

 隣からは、ほんわかと芳ばしい香りが漂ってくる。

 パン焼き器が何と40台、タワーのように設置された「ベーカリーハウス」でパンが焼かれている最中なのだ。「Foodie Foodie」というカフェコーナーは、同社の炊飯器やパン焼き器など調理家電で作った料理を味わうことができる。

 一方、「テクニクス サロン」では話題のハイレゾ音響を全身で体感できるとあって、連日予約が満杯だという。「パナソニックセンター大阪」のどこを見回してみても、従来の家電ショールームにはないワクワク感に満ちている。

トピックス

山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
送検のため奈良西署を出る山上徹也容疑者(写真/時事通信フォト)
「とにかく献金しなければと…」「ここに安倍首相が来ているかも」山上徹也被告の母親の証言に見られた“統一教会の色濃い影響”、本人は「時折、眉間にシワを寄せて…」【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
マレーシアのマルチタレント「Namewee(ネームウィー)」(時事通信フォト)
人気ラッパー・ネームウィーが“ナースの女神”殺人事件関与疑惑で当局が拘束、過去には日本人セクシー女優との過激MVも制作《エクスタシー所持で逮捕も》
NEWSポストセブン
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン