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安倍政権の看板政策「強い農業」 農地バンクに576億円

 安倍晋三首相は選挙が終わるまでは増税による国民生活の逼迫を心配している口ぶりだったが、その舌の根も乾かぬうちに有権者を裏切る行為に走っている。国民に負担は押し付けられ、集められたカネは、政治を牛耳るシロアリ官僚と政治家利権に消える。看板政策の「強い農業」にしてもこの通りだ。

●農地バンク(576億円)/大規模農業を育てる農地の集積を目指すが、今年度予算までで500億円以上を投じて集まった農地は目標の1%未満(昨年8月時点)。バンクに資金を貸し付けるのは農水省の天下り団体。

●青年就農給付金(178億円)/45歳未満が新たに就農する場合に最長7年間、年間150万円の生活支援を受けられる。給付を受ける約半分が農家の後継者で事実上の集票組織へのバラ撒き。

*括弧内の金額は来年度予算の概算要求の数字。

※週刊ポスト2015年1月16・23日号

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