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口臭予防はお茶よりも水が有効と専門家 おやつは煎餅が良い

 調査によれば、他人のにおいで最も気になる第1位は口臭なんだとか。「ちょっと口が臭いですよ」「私の口臭いですか?」とは、なかなか言えない。さらに自分の口臭に気づいていない人が多いものだから、どうにもタブー感がつきまとう。口臭リスクが最も高まるのは冬だ。「あの人ちょっと口が…」などと距離を置かれないよう日頃から万全を期そう。

  時間がないからといって朝食を野菜ジュースなど飲み物だけですまさず、きちんと食べよう。

「朝食をとらずに空腹でいると、唾液の分泌が抑制され、口臭の原因になります。理想は一汁三菜の和食。ご飯に味噌汁、塩鮭やめざしなどの魚、佃煮、酢の物が基本です。酢の物を梅干しにしてもいい。酸味が唾液の分泌を促してくれます。和朝食は口臭が起こりにくく、唾液がよく出るレシピ。よく噛んで食べれば口に食べかすが残りにくい。最低でも1口に20~30回は噛んでください」(日本口臭学会指導医でほんだ歯科院長・本田俊一さん)

 おやつには噛みごたえのある硬いものを食べるといい。

「ティータイムには、やわらかい食べ物より、よく噛んで食べるせんべいなどを食べると、唾液がたくさん出て口腔環境が整います」(東京歯科大学千葉病院の臨床教授・角田正健さん)

 緑茶などに含まれるカテキンには抗菌・殺菌・消臭作用があるため、口臭予防に有効だといわれているが、本田さんは冬の口臭予防にはあまりおすすめしないという。

「お茶には利尿作用もあります。常飲すると結果的に体内が水分不足になって、唾液の分泌が減少する。水なら唾液にすぐ変換できます。水分補給には水か白湯がいいでしょう」(本田さん)

※女性セブン2015年1月29日号

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