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2015.02.02 16:00  週刊ポスト

羽生善治氏と井山裕太氏 将棋と囲碁の天才2人が「8冠対談」

伝説の一戦の投了図を再現する羽生4冠と井山4冠



羽生:確かに、子供のセンスは一局対局しただけでわかる。手を選ぶときに、考えずに直感的にいい手を指せるかどうか。この世界で活躍するには個性や持って生まれた資質が必要なんじゃないかと思う。

井山:日本棋院の院生(プロ予備軍)時代、対戦した棋譜をつけて、わからないことは質問として師匠に郵送しました。毎回助言する師匠にしてみれば、大変な労力だったと思います。

──師匠は井山さんの7冠制覇を一番期待しているのでは。

井山:勝負はもちろんですが、いまはもっと強くなっていい碁を打ちたいという気持ちが強いですね。

◆羽生善治(はぶ・よしはる)/1970年、埼玉県生まれ。12歳で二上達也九段に弟子入りし、15歳で史上3人目の中学生プロに。デビュー以来、注目を集め19歳最年少で竜王位を獲得。1996年、25歳で将棋界初の全7冠制覇。昨年、史上最速・最年少の1300勝を達成し、現在は名人・王位・王座・棋聖の4冠。

◆井山裕太(いやま・ゆうた):1989年、大阪府生まれ。5歳でテレビゲームをきっかけに囲碁を始め、6歳から石井邦生九段に指導を受ける。中学入学と同時にプロ入りし、20歳で史上最年少名人の記録を更新。23歳で囲碁界初の6冠独占を成し遂げた。現在は棋聖・名人・本因坊・碁聖の4冠。

撮影■藤岡雅樹 撮影協力■ホテル椿山荘東京「料亭 錦水」 取材協力■作家・大崎善生、王真有子

※週刊ポスト2015年2月13日号

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