日々の疲れを癒すはずの家族旅行なのに、お父さんが張り切りすぎて大惨事に…なんてことはよくあるはず。神奈川県に住む保育士の女性Eさん(37才)は、夫(36才)が家族旅行でやらかしたエピソードを紹介する。
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家族で温泉旅行に行こうと決まった去年から、夫の張り切りようといったらなかったの。「景色はここがいいな。いや、でも泉質はこっちだ」と、ヒマさえあればネットで検索。それで最終的な決め手は、お湯の温度が高いところ。それが結果、アダになったんだけどね。
到着して、すぐにお風呂に入ったものの、私には熱すぎて入っていられない。すぐに出て息子たちと部屋でくつろいでいたら、フロントから電話。
なんと、「ダンナ様が温泉を上がられた直後に、倒れましたっ!」って言うのよ。
脱衣所に入ると、夫は「ゆ、湯あがりビール」とうめいていて、あっという間に救急車で病院へ。
意識がもどった夫は、「冷え冷えのビールをおいしく飲むには、熱いお湯に頑張れるだけ頑張って入っていたほうがいいと思って…」だって。
そういえば、車の中や旅館の部屋でお茶をすすめたときも、「お茶なんか飲んでいられっかよ」ってちっとも水分を摂らなかったっけ。
で、夫がビールを飲めたのは翌日、退院してから。「おいしい?」って聞いたら、「バ、バカモンッ」って、あんた、バカはどっちよっ!
※女性セブン2015年2月19日号