国内

徳島震度5強もズバリ的中のMEGA地震予測「最新警戒エリア」

 2月6日午前10時25分、徳島県南部地震が発生。今年初めて震度5以上の揺れを記録した。週刊ポスト1月5日発売号に掲載された東大名誉教授・村井俊治氏による『MEGA地震予測が示した2015年「最警戒エリア」』を読んだ人は「また当たった!」と驚いたことだろう。

 同記事で徳島県は、村井氏が警戒ゾーンとして挙げていた「南海・東南海」に含まれており、特にゾーン内で「異常変動地点」としたのが徳島県の「木屋平」だった。最大震度5強を観測した同県牟岐町からはわずか35キロしか離れていない。
 
 村井氏は自身が顧問を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)が週1回発行するメルマガ『週刊MEGA地震予測』の12月17日号でも、
 
〈(南海・東南海エリアの中でも)特に徳島県で異常変動が顕著でした〉
〈徳島県を中心に、かなりの歪みが蓄積されていると考えられます〉
 
 と、徳島県に警戒を呼びかけていた。同県で震度5以上の地震が発生したのは1946年の南海地震以来69年ぶりだ。
 
 昨年、国内では震度5以上の地震が8回発生した。村井氏はこのすべてをメルマガや週刊ポスト記事で事前に予測、的中させた。中でも、圧巻は11月22日に最大震度6弱を記録した長野県北部地震。特に被害が大きかった北安曇郡白馬村を「異常変動地点」として名指ししていたのである。
 
 そして今年の徳島県南部地震発生で、昨年からの「パーフェクト的中」を更新し続けている。ここまでの実績を誇る地震予測は現時点では他にない。村井氏は、2月16日発売の週刊ポスト(2月27日号)でも、「最新警戒エリア」として、北陸・北信越警戒ゾーン、奥羽山脈警戒ゾーン、北海道十勝・釧路・根室警戒ゾーン、首都圏・東海警戒ゾーン、南海・東南海警戒ゾーン、九州・南西諸島警戒ゾーンの6エリアを挙げて解説している。

■MEGA地震予測とは 
 村井氏が予測に利用しているのは国土地理院が全国約1300か所に配備する「電子基準点」のGPSデータ。2000~2007年に発生した162回のマグニチュード6以上の地震のGPSデータをすべて分析した結果、揺れが大きかった付近の基準点では地震の前に「土地の微細な変動」が観測されていたことが判明。そこで、同氏は1週間の間に基準点がどれだけの上下動があったかに注目し、4センチ以上の変動があった場合を「警戒ライン」とした。
 
 現在は、その基本的な考え方に、地表の隆起・沈降の値を一定期間累積した「累積変位」と、地表が東西南北のどの方向に動いているかの「水平方向の動き」の分析を加味し、過去の地震発生の前兆現象と比較した上で、地震発生の可能性を予測している。

*JESEAでは毎週水曜日にメルマガ『週刊MEGA地震予測』を月額216円で発行している。詳しくはhttp://www.jesea.co.jp/

関連キーワード

トピックス

全米野球記者協会ニューヨーク支部主催のアワードディナーに出席した大谷翔平と、妻・真美子さん(左/時事通信フォト、右/提供:soya0801_mlb)
《真美子さんが座る椅子の背もたれに腕を回し…》大谷翔平が信頼して妻を託す“日系通訳”の素性 “VIPルーム観戦にも同席”“距離が近い”
NEWSポストセブン
司法省がアンドリュー元王子の写真を公開した(写真/Getty Images)
《白シャツ女性に覆いかぶさるように…》エプスタイン・ファイルで新公開されたアンドリュー元王子とみられる人物の“近すぎる距離感の写真” 女性の体を触るカットも
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
【2・8総選挙「大阪1〜10区」の最新情勢】維新離党の前職が出た2区、維新前職vs自民元職vs野党候補の5区で「公明党票」はどう動くか
NEWSポストセブン
なぜ実の姉を自宅で監禁できたのか──
《“お前の足を切って渡すから足を出せ”50代姉を監禁・暴行》「インターホンを押しても出ない」「高級外車が2台」市川陽崇・奈美容疑者夫妻 “恐怖の二世帯住宅”への近隣証言
NEWSポストセブン
東京拘置所(時事通信フォト)
〈今年も一年、生きのびることができました〉前橋スナック銃乱射・小日向将人死刑囚が見せていた最後の姿「顔が腫れぼったく、精神も肉体もボロボロ」《死刑確定後16年で獄中死》
NEWSポストセブン
間違いだらけの議事録は「AIのせい」(写真提供/イメージマート)
《何でもAIに頼る人たち》会社員女性が告白「ケンカの後、彼から送られてきた”彼女の方が悪い”とAIが回答したスクショ」ほどなく破局
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
国際ジャーナリスト・落合信彦氏が予見していた「アメリカが世界の警察官をやめる」「プーチン大統領暴走」の時代 世界の“悪夢”をここまで見通していた
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト、2025年10月15日)
《頬がこけているようにも見える》高市早苗首相、働きぶりに心配の声「“休むのは甘え”のような感覚が拭えないのでは」【「働いて働いて」のルーツは元警察官の母親】 
NEWSポストセブン
ジェンダーレスモデルの井手上漠(23)
井手上漠(23)が港区・六本木のラウンジ店に出勤して「役作り」の現在…事務所が明かしたプロ意識と切り開く新境地
NEWSポストセブン
元日に結婚を発表した女優の長澤まさみ(時事通信フォト)
長澤まさみ「カナダ同伴」を決断させた「大親友女優」の存在…『SHOGUN』監督夫との新婚生活は“最高の環境”
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
【訃報】国際ジャーナリスト・落合信彦氏が死去、84歳 独自の視点で国際政治・諜報の世界を活写 
NEWSポストセブン
薬物で急死した中国人インフルエンサー紅紅(左)と交際相手の林子晨容疑者(右)(インスタグラムより)
「口に靴下を詰め、カーテンで手を縛り付けて…」「意識不明の姿をハイ状態で撮影」中国人美女インフルエンサー(26)が薬物で急死、交際相手の男の“謎めいた行動”
NEWSポストセブン