安川惡斗・故郷へ里帰りしたときのオフショット
安川惡斗と世IV虎の試合とその反響を受け、様々な人が発言している。
試合の当事者だけでなく、1987年のジャッキー佐藤と神取忍の試合を目の前で見た元JWP代表の山本雅俊、センダイガールズプロレスリング代表の里村明衣子、新日本プロレスの棚橋弘至などが。
安川自身がブログで闘争心を失っていないと表明したこともあり、今回の出来事を、いまの観客に喜ばれるプロレスの実現へ結び付けたいという願いがどの発言からも読み取れる。
「タイトルマッチを決めた時点から主催者は、世IV虎と安川の間で感情が高ぶり、素晴らしいプロレスの試合が実現すると期待していたのでしょう。ところが、その感情の高ぶりが行き過ぎてしまった。ジャガー横田さんが『リング上では何をやってもいい。でも、次の日もリングに立てるようにしなくちゃいけない』と言うように、どれほど感情的になろうとも、大きな事故を起こすようなことをさせてはいけません。
いまは、女子プロレスラーに怪物性が求められなくなりました。東京ドームで大会をやった時代、1990年代のブル中野やアジャ・コング、北斗晶の全盛期には怪物のように頑丈な女子プロレスが求められました。でもいまは、普通の女の子が苦闘する姿がプロレス会場でも求められています」(前出・柳澤さん)