今年1月に「準ミス日本」に選ばれた東大医学部3年の秋山果穂さん(21)。そして、2014年の「ミス東大」に選ばれた東大文科三類1年・藤澤季美歌さん(19)。2人の東大生ミスのグラビア初競艶が「週刊ポスト」誌上で実現した。撮影後の2人の対談の様子をここに紹介しよう。
──撮影はどうでした?
秋山:撮影中、藤澤さんは表情がくるくる変わるんですよね。すごいな~って思いました。“笑って”っていわれても私は顔がこわばってしまって(笑い)
藤澤:秋山さんと身長が10cm近く違うので少し高いヒールをはきました(笑い)。プロの手でドレスアップしたのは初めて。こんなに大規模な撮影になるとは思っていませんでした。
──東大には、あまり可愛い子がいないというイメージが最近払拭されてきた?
秋山:確かに、みんな服装にも気をつかっていますし、可愛い子はホントに多いですよ。同じ東大でも藤澤さんのいる文科三類は女子が多くて華やかなイメージがします。羨ましいな~。
藤澤:3割以上が女子。
秋山:医学部は1割ちょっとかな~。
──どんなふうに育てられた?
藤澤:小学生の頃までは親にいわれた習い事をしていましたが、勉強に関しては見張られるとやりたくなくなるので、自主的に。父は医師ですが私は本が好きだったので文系に進みました。
秋山:勉強はリビングのテーブルでしてきました。家族がテレビを観ていても集中しているときは気になりません。時間よりも密度が大事だと思い、集中できない日は勉強しませんでした。医学部に進もうと思い始めたのは、まず理系の科目のほうが得意だったことと、美術部でダ・ヴィンチが解剖したノートを素敵に感じたので、こういう分野に興味があるんだなぁと。
──ミスコンにはお父さんも応援に来ていたんですね。
藤澤:はい。父は小さい頃からわからないことがあるとなんでも教えてくれました。昔はそれが当たり前と思っていましたが、そういう人ってなかなかいないなって。
秋山:私の父は無口でシャイなタイプですが、困ったことがあるとそっと助けてくれる、頼りになる存在です。温かく育ててくれたことに感謝です。
◆秋山果穂(あきやま・かほ):1993年埼玉県生まれ。桜蔭高校出身。高校時代に東大模試で偏差値93.7を記録。東進ハイスクール講師の林修氏のアシスタントとしてテレビにも出演する。父はエンジニア、母は専業主婦。
◆藤澤季美歌(ふじさわ・きみか):1995年福岡県生まれ。修猷館高校出身。高校時代は英語のディベート部に所属し、全国大会で団体準優勝。現在はトライリンガル育成のプログラムに参加し、中国語も勉強中。父は医師、母は薬剤師。
撮影■樂滿直城
※週刊ポスト2015年3月13日号