芸能

原田龍二 「下戸の甘党」だから大物に可愛がられるとの証言

 3月18日の放送をもって終了した人気刑事ドラマ『相棒season13』(テレビ朝日系)。主役の杉下右京を演じる水谷豊だけでなく、その脇を固める役者の味わい深い演技も、同シリーズの人気を支えている。

 そんな名脇役の一人が、捜査第一課強行犯捜査第一係・陣川公平を演じる原田龍二(44)だ。経理職にも関わらず刑事への憧れが捨てきれず、出演する回では何かと騒動を巻き起こし、杉下右京から呆れられる“オイシイ”役どころを好演している。テレビ番組制作会社スタッフが語る。

「実際の現場では原田さんはとても水谷さんと気が合うようで仲良くしていますよ。というのも、水谷さんも原田さんもお酒が飲めないうえに甘いもの好きという共通点があるからです。劇中の陣川は酒癖が悪いという設定ですが、実際は飲めないんですよ。

 役者さんはお酒を通じて他の役者さんと仲良くなるなんてことも珍しくないのですが、水谷さんはそういったことが苦手な方なので、お酒を飲めない気持ちを分かってくれる原田さんがかわいいみたいです。陣川がオイシイ役どころなのも、水谷さんの配慮かもしれませんね」

 原田は2010年まで『水戸黄門』(TBS系)で“助さん”を演じていたが、水谷同様、下戸で甘いもの好きという“黄門さま”里見浩太朗とも意気投合したという。共通項があるとはいえ、大物から好かれるその人柄が気になるところだ。原田を知る放送作家はこう語る。

「人懐っこいというか天然っぽい方ですね。温泉好きを公言し、度々、旅番組などにも出演しています。以前、温泉を巡る企画に出演した際には、なぜか全裸姿で写真に納まっていました。しかも、その画像を対決している女性チームに送信していましたからね(笑)。

 向こう見ずというか、子どもっぽいというか、無邪気というか。陣川公平というキャラクターに通ずるところがある。原田さんだからこそ、陣川は憎めないキャラとして成立してると評判ですよ」

関連キーワード

関連記事

トピックス

小磯の鼻を散策された上皇ご夫妻(2025年10月。読者提供)
美智子さまの大腿骨手術を担当した医師が収賄容疑で逮捕 家のローンは返済中、子供たちは私大医学部へ進学、それでもお金に困っている様子はなく…名医の隠された素顔
女性セブン
吉野家が異物混入を認め謝罪した(時事通信、右は吉野家提供)
《吉野家で異物混入》黄ばんだ“謎の白い物体”が湯呑みに付着、店員からは「湯呑みを取り上げられて…」運営元は事実を認めて「現物残っておらず原因特定に至らない」「衛生管理の徹底を実施する」と回答
NEWSポストセブン
北朝鮮の金正恩総書記(右)の後継候補とされる娘のジュエ氏(写真/朝鮮通信=時事)
北朝鮮・金正恩氏の後継候補である娘・ジュエ氏、漢字表記「主愛」が改名されている可能性を専門家が指摘 “革命の血統”の後継者として与えられる可能性が高い文字とは
週刊ポスト
英放送局・BBCのスポーツキャスターであるエマ・ルイーズ・ジョーンズ(Instagramより)
《英・BBCキャスターの“穴のあいた恥ずかしい服”投稿》それでも「セクハラに毅然とした態度」で確固たる地位築く
NEWSポストセブン
箱わなによるクマ捕獲をためらうエリアも(時事通信フォト)
「箱わなで無差別に獲るなんて、クマの命を尊重しないやり方」北海道・知床で唱えられる“クマ保護”の主張 町によって価値観の違いも【揺れる現場ルポ】
週刊ポスト
火災発生後、室内から見たリアルな状況(FBより)
《やっと授かった乳児も犠牲に…》「“家”という名の煉獄に閉じ込められた」九死に一生を得た住民が回想する、絶望の光景【香港マンション火災】
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン