ネットでこうして男女の名前が並べてあると、たいてい過去に交際していたとか、現在、交際のウワサがあるということなのだが、二人に交際の事実は一切ない。それがどうして並んで出て来るかというと、二人は慶応義塾大学時代、同じダンスサークルに所属していたのである。
ちなみに、ガンちゃんこと岩田剛典は、慶応義塾普通部(中学)→慶応義塾大学高等学校(男子校)→慶応義塾大学とエスカレーター式に進んだ、これまたお坊ちゃま。実家は、かつて高岡早紀がCMをしていたことでも有名な高級靴ブランド『madras』 (マドラス)なのだ。
その『madras』の本社は名古屋。徳重アナがメ~テレ(名古屋テレビ)に入社していることで、またもや「彼女?」とウワサされたが、まったくの偶然。岩田のコンサート後、楽屋を訪ねて撮ったツーショット写真を公開されたとしても、いまではファンも「無関係」だと知っている。
実は徳重アナ。自身のダンスの腕前を『ドデスカ!』でも披露しているのである。番組内で、東海3県(愛知・岐阜・三重)の各地を回り、応募してきた視聴者らが踊るダンス中継「踊ろう!ウルフィ~ズ」で模範ダンスをしていたのが彼女。
ウルフィとは、オオカミに羊のかぶりものをさせたメ~テレのマスコット。そのウルフィが中継先で視聴者の皆さんと踊りまくるのだ。
徳重アナはスタジオに居て模範ダンスを踊る役で、その様子は“全身ワイプ”として、中継中、テレビ画面の右下に毎回映し出されている。徳重アナが朝の番組には似つかわしくないキレッキレのダンスを踊る数分間は、マニアのあいだでは堪えられないひとときだったのである。
徳重アナはそのときのために、いつもローヒールの靴を自前で用意する入れ込みようで、当然、スタイリストさんも、彼女が踊りやすいような衣装を準備していた。
メ~テレのアナウンサーは、いま大半がウルフィダンスを踊れるのだが、やはりチアリーダーでもあり、ガンちゃんと同じダンススクールに入っていただけあって、徳重アナのダンスは素人が見ても「タダモノじゃない」とわかる内容。手脚の長い彼女が全身を使って踊る様は、本当に見応えがあった。
残念ながら、いまはウルフィが画面右下で模範ダンスを踊っているのだが、徳重アナは、『ドデスカ!』のゲストにやってきたアーティストやタレントがウルフィダンスをするとき模範演技をしてくれる。
先日、徳重アナのダンスを間近に見たジャニーズWESTの桐山照史、小瀧望、濱田崇裕くんらも、そのダンスのうまさにおおいに驚いていた。ジャニーズに認められたら、それは本物だろう。
アナウンサーとして、ニュースの読みも新人時代から落ち着いていたし、名古屋のトレンドスポットに取材に出てレポートする「特ちゃんのでらトレンディ」でも、自然体であっけらかんとしたキャラクターの中にも、しっかりしているコメントに定評がある。
メ~テレも、この夏は彼女の売り出しを本気で考えているようだ。「踊れる美人アナ」徳重杏奈の名前、覚えておいて損はない。