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2015.06.06 07:00  NEWSポストセブン

元ホスト城咲仁 いつの間にか料理キャラに変更した事情語る

かつては伝説のホストと呼ばれた


城咲:そうです。それで、もっと料理のことを知りたくなって、資格を取ったんです。好きなものに関しては凝るタイプなので、勉強を始めたら興味が。過去、ポン酢だけで60本種類あったこともあるし、リキュールなどのお酒は200本くらいありました。

――料理の活動で、ホスト時代の経験が生きている事はありますか?

城咲:もちろん、ホストって喜んでもらうことですかから。ホストは相手を見て、なにを話さないといけないとか、どう振る舞わなきゃいけないとか考えるんです。料理もそうで、食べる人が男性なのか女性なのか。女性だとしたら、働く女性なのか主婦なのか。その人によって、作るものを変えるんですよ。男性でガテン系なら、不足したミネラルを補うため塩を多めに入れるとか。

 女性に作るときは、女性の口元が汚れないように小さく切る。みんなで食べるときにはフォークナイフを使わずに、フォークだけでいけるように。ピンチョス感覚で食べられたほうが、会話が弾むでしょ。

――ホスト時代に身につけた気遣い?

城咲:それもありますけど、親に感謝しているところも大きい。実家が中華料理店で、子供の頃から手伝っていたんです。煙草は2本くらい溜まったら灰皿を交換しようとか、チリソースの後に塩のあんかけが出るなら皿を交換しないとなとか。でも、学んでるという感覚はないですよ。親の背中を見て、自然に気づくようになりました。

――そんなに料理ができると、中華料理店を継いでと言われませんでしたか?

城咲:1人っ子なので、19才の時にそれを言われて家を飛び出したんです。それでバーテンダーになって、トップまでいったので、次は何しようと。接客を覚えたいなと思った時、男の究極の接客ってなんだろうと。ホストは嫌だと思っていたんですよ。でもギャルソンとしては立てないし、お酒があって料理がある接客というと、ホストしかないよねって。

 それで安易な理由で、どうせホストをやるなら日本一のホストクラブ行こうと思って、それで『ホスト愛』に入ったんです。それが、そもそもホストをやるきっかけなんです。21才のときでしたね。

【城咲仁 しろさき・じん】
1977年9月23日生まれ。東京都出身。新宿・歌舞伎町の老舗ホストクラブ『クラブ愛』において5年間No.1ホストを務め、カリスマホストとしてブレイクした。2005年、ホストを引退してタレントに転身。俳優、ラジオパーソナリティなどで活躍。薬膳インストラクターや雑穀マイスター、ジュニアスーパーフードの資格があり、料理本も好評。『真剣組~GACHI-GUMI~』のボーカルでもあり、マルチに活動中。

撮影■林紘輝

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