芸能

『まれ』のシェフ役小日向文世 数回の製菓指導で合格点取る

 NHK連続テレビ小説『まれ』(NHK総合・月~土曜8時~ほか)は、パティシエを目指す少女の物語だ。

 パティシエを夢見た津村希(土屋太鳳・20才 )が修業先に選んだのは、横浜にあるフランス菓子店『マ・シェリ・シュ・シュ』。オーナーシェフ池畑大悟(小日向文世・61才)は頑固で偏屈。理想通りのケーキができないとすぐに店を閉め、周りを翻弄するが、それはお菓子への並々ならぬ愛情から。そんな大悟の放つ言葉に希は刺激を受けていく。

 そんな「おれ様」キャラの小日向の魅力を全面に押し出したのが、番組プロデューサー・高橋練さんだ。高橋さんが語る。

 * * *
 小日向さん演じる大悟は笑わないし、へそ曲がりの変人。気に入らないことがあるとすぐに店を閉めるし、自分の作るケーキのことも“おれ様のケーキ”という。

 この“おれ様”発言には、小日向さんも最初は戸惑っていましたが、回を重ねるごとに「ヤミツキになった」と言っていました。

 小日向さんも若い頃は喫茶店でアルバイトをし、ケーキを作ったこともあるそうで、2~3回のレッスンで製菓指導の辻口博啓さんから合格点をもらっていました。

 大悟はいわゆるお菓子バカで常にケーキのことばかり考えていますが、実は家族や弟子思い。厳しいことを言うのも、愛情からなんです。

 パティシエの世界は厳しく、辻口さんのお店にも毎年10人入って、残るのはせいぜい数人だそうです。そういう壁を乗り越えていってこそ、成長もある。希が大悟と正面からぶつかり、パティシエとしても人間としてもどう成長していくか。大悟のセリフを後半も楽しみにしてほしいですね。

※女性セブン2015年6月18日号

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