○(米)6月小売売上高 14日(火)午後9時30分発表
・予想は、前月比+0.3%
 参考となる5月実績は+1.2%で高い伸びを記録した。自動車を除く数字も+1.0%だった。6月については5月に急増した反動で小売売上高の伸びは鈍化する見込み。賃金上昇率はやや抑制されており、6月の市場予想は妥当な水準か。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 15日(水)決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
 2016年度前半頃に物価上昇率2%を達成するとの見通しを変更する可能性は低いとみられており、金融政策は賛成多数で現状維持となる見込み。ただし、中国経済の先行きに対する不安感が広がっており、中国経済の悪化は国内景気に悪影響を与える可能性がある。また、原油安は物価上昇圧力を弱める要因となることから、追加緩和の余地はわずかに残されている。
 
○(中)4-6月期国内総生産 15日(水)午前11時発表
・予想は、前年比+6.8%
 参考となる1-3月期実績は+7.0%。鉱工業生産や小売売上高の伸び率鈍化を考慮すると、4-6月期の経済成長率が鈍化することは想定の範囲内。ただし、個人消費の伸び悩みで7-9月期の成長率はさらに低下するとの見方が出ている。株安は個人消費を抑制する可能性があるため、内需への個人消費の寄与度は低下する見込み。

○(米)6月消費者物価コア指数 17日(金)午後9時30分発表
・予想は、前年比+1.8%
 参考となる5月実績は前年比+1.7%。家賃は0.3%上昇したが、医療費の上昇率は鈍化した。5月時点でドル高進行による影響は確認されなかった。6月については、家賃や医療費に大きな変動はないと予想されており、6月のコアインフレ率は5月実績と同水準か、わずかに上回る見込み。

○日米の主な経済指標の発表予定は、15日(水):(米)6月生産者物価指数、
(米)6月鉱工業生産、16日(木):(米)5月対米証券投資、17日(金):(米)6月住宅着工件数・住宅建設許可件数、(米)7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報

【予想レンジ】
・米ドル/円:120円50銭-123円50銭

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