国内

櫻井翔の官僚トップ父 物腰柔らかだが大臣に反対する気骨も

 7月16日、総務省事務次官に就任することが決まった嵐・櫻井翔(33才)の父・俊さん(61才)。そのニュースはスポーツ紙だけでなく、一般紙の社会面でも大きく報じられたが、「総務省事務次官」ってどれだけスゴイの?

「事務次官は各省庁の事務方のトップ。中でも総務省は財務省、外務省と並ぶトップクラスの省庁といわれていますから、官僚の中ではエリート中のエリートといえるでしょう」(政治評論家・伊藤惇夫氏)

 行政組織や公務員制度、消防防災、情報通信、郵政事業といった国家の基本的仕組みにかかわる諸制度やシステムを所管する総務省は、国の根幹を成す役割を担う。

「総務省には5000人以上の職員がおり、今回の人事で櫻井さんはそのトップになりました。 超難関といわれる国家公務員I種試験(現・総合職試験)に合格したキャリア官僚の中でも、事務次官になれるのはほんのひと握りなんですよ」(前出・伊藤氏)

 最高ポストというだけあって、事務次官は省内でも給料はトップクラス。

「通常事務次官の収入は月給117万4000円で、ボーナスは夏と冬にそれぞれ200万円。退職金は約6000万円になります」(総務省大臣官房秘書課)

 東大法学部を経て、1977年に郵政省(現・総務省)に入省した俊さん。優秀な人材が多く「当たり年」と称された1977年入省組の中でも、抜きんでた存在だった。

「俊さんは、普段は物腰が柔らかく、人当たりもよく、敵を作らない。政策が間違った方向に進んでいると感じた時には、時の大臣にだって真っ向から反対する気骨がある。そのあたりが出世の秘密じゃないでしょうか」(政治部記者)

 日本を代表するトップアイドルの櫻井と、日本の政治を動かす官僚トップとなった櫻井パパ。櫻井家の“トップ会談”、一度でいいからのぞいてみたい!

※女性セブン2015年8月13日号

関連記事

トピックス

大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン