芸能

27時間テレビ 「楽屋ネタのオンパレード」とフジ社員が自嘲

「本気になれなきゃテレビじゃないじゃ~ん!!」。今年の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)は、そう銘打ち、総合司会にナインティナインを据えた。ナイナイの岡村隆史(45才)は「ホンキーマン」というキャラに扮し、35時間以上寝ずに司会を務めた上、フィナーレでは1時間ぶっ通しで踊り続けた。しかし平均視聴率は昨年より2.7ポイントも低い10.4%…。

 その裏で絶好調だったのが、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。岡村も本気だったがこの日のイモトアヤコ(29才)はもっとすごかった。

 極太眉とセーラー服姿で北米最高峰・マッキンリー(6168m)にポーターを使わず挑戦。道中下痢に見舞われるなど過酷な2週間だっただけに、頂上に立ったイモトはディレクターと熱いキスを交わした。これにお茶の間から笑いではなく、感動の涙を誘った。平均視聴率は17.1%を記録した。フジテレビスタッフが自嘲気味に話す。

「今年は『めちゃイケ』とナイナイに丸乗りの27時間でした。内輪ネタ路線の『めちゃイケ』は10年前には15%以上の視聴率があったが、今では10%に届かない。なのに、岡村さんを中心に芸人を集めて楽屋ネタのオンパレードでしたね…。

 しかも岡村さんは、自身がラジオで語っている通り、27時間分のぶ厚い台本は頭に入らないと諦めて家に持ち帰って覚えておらず、その場のノリとカンペで進行するシーンも多かったんです。SMAPの中居さんがうまくフォローを入れてくれたから、いい感じにまとまりましたけどね…」

※女性セブン2015年8月20・27日号

関連記事

トピックス

松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
犯人の顔はなぜ危険人物に見えるのか(写真提供/イメージマート)
元刑事が語る“被疑者の顔” 「殺人事件を起こした犯人は”独特の目“をしているからすぐにわかる」その顔つきが変わる瞬間
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン