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山一證券自主廃業描く連ドラ完成で江口洋介、萩原聖人ら挨拶

情に厚く仲間に寄り添う昭和の男を演じる江口洋介

 1997年に自主廃業を発表した山一證券。野澤正平社長(当時)が「社員は悪くありません!」と号泣会見をしたことを覚えている人もいることだろう。そんな同社の自主廃業を描いた『しんがり 山一証券 最後の12人』(清武英利・著/講談社+α文庫)が原作のドラマ『連続ドラマW しんがり~山一証券 最後の聖戦~』がWOWOWプライムチャンネルで9月20日に全6話(毎週日曜日22時~)でスタートする。第一話は無料放送となる。

 同ドラマの完成披露試写会に、主役の江口洋介をはじめ、萩原聖人、勝村政信、矢島健一、若松節朗監督が登場し、作品について語った。

「しんがり」は、戦国時代等の合戦の際、最後尾にとどまって追撃する敵を食い止めたりする役のことだ。同作でも、江口が演じる梶井達彦らが会社の不正への怒りを胸に、すべての社員、顧客、家族のために使命感で自らを奮い立たせる「しんがり」を演じる。

撮影■高柳茂

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