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スマホ依存で引っかかり易い通信速度制限 有効な設定変更3

●音楽はダウンロード済みかwifiで聴く
 iTunes Storeのライブラリーが無制限に再生できることで話題を集めた「Apple Music」のサービス開始に刺激を受け、エイベックスとサイバーエージェントが提供する「AWA」、メッセージアプリとして圧倒的人気のLINEによる「LINE MUSIC」など、定額制の音楽ストリーミングサービスが利用者を増やしている。いつでも手軽に音楽を聴けると喜んでいたら、突然、通信速度制限をかけられる。やはり設定を確認しよう。

 LINE MUSIC とAWAはサービス開始当初はオフライン再生に対応していなかったが、それぞれ7月と8月に競うようにして対応した。この新機能を活用すれば、いつも音楽を聴きながら通信量を増やさずにいられる。

「電車に乗るときはいつも音楽を聴くので、LINE MUSICでも同じようにしていたら、1か月の通信容量を超えちゃいました。聞いている時間は毎日、正味1時間もないから大丈夫だと思ってたんですけど甘かった。キャッシュをとってオフライン再生できるようになったので、更新されるたびにアプリの設定を確認しながら使っています。おかげで、もう通信規制かけられていません」(20代女子大学生)

 LINE MUSICアプリの場合、「設定」から「プレイヤー設定」を選び、「モバイルデータ回線時にもストリーミング再生を許可」をオフに、「キャッシュの設定」と「wifiでのみキャッシュを設定」をオンにしておけばwifi以外でLINE MUSICアプリが通信することはなくなる。

 かなり増えたとはいえ、日本はまだ無料wifiを提供している場所が少ない。激増している訪日外国人への調査で「日本滞在中にあると便利な情報」として「無料wifi」が52.6%と「交通手段」(46.2%)を抑えてもっとも多い(平成27年4月~6月期観光庁調べ)。速度制限を避けながらスマホを快適に利用するには、少ない無料wifiが増えるのを待つより、設定を変更して自己防衛したほうがよさそうだ。

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