芸能

気立てのいい小料理屋のママ的存在感 大橋未歩アナに再注目

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、テレ東の朝の情報番組とそのMC・大橋未歩アナに注目。

 * * *
 在京局が平日の朝に制作している横並びの生番組に『チャージ730!』(テレビ東京系)があるのをご存知だろうか。

 同局の人気アナ、大橋未歩をメインにした生活情報番組で、曜日コメンテーターには、高田延彦、光浦靖子、水道橋博士、テリー伊藤、天野ひろゆき(キャイ~ン)という有名どころが並び、サブ司会は同局の林克征アナがつとめている。

 今年4月にスタートしたとき、テレビ業界でちょっとした話題だった同番組。それは、監修・ブレーンに、「いいともを終わらせた男」こと、元・日本テレビの村上和彦氏の名前があったからである。

『ヒルナンデス!』を立ち上げ、豪華出演者を毎日ロケに出し、情報満載でF1(20~34才の女性)層、F2(35~49才の女性)層のハートを掴んだ結果、裏番組の『笑っていいとも!』(フジテレビ系)の数字を喰うこととなり、(もちろん理由はそれだけではないが)「いいとも」は長い長い歴史に終止符を打ったのである。

 村上氏は日テレ時代、独特の演出による『ブラックワイドショー』や『中井正広のブラックバラエティ』といった深夜のバラエティー番組でクリーンヒットを飛ばしたが、『ザ!情報ツウ』や『THE サンデー』など生放送も長年担当。私が見る限り、情報番組に強い演出家という印象があった。

 その村上氏が担当するということで『チャージ730!』には期待がかかった。男性視聴者に人気の高い大橋アナをメインに、お天気おねえさんに女性アイドルを据えたり、『スッキリ!!』を降板したテリーさんを引っ張ってきたり…と、当初は、他局とは異なる男性視聴者をターゲットにしていたように見受ける。

 が、蓋を開けてみると女性視聴者のほうが多かったそうで、2クールでリニューアル。MC席の中央に座っていた大橋アナをスタジオ上手(かみて)に立たせて躍動感をアップ。曜日コメンテーターをフィックスし、女性気象予報士を入れ、より生活情報を強化した。

関連記事

トピックス

氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
5月場所
波乱の5月場所初日、向正面に「溜席の着物美人」の姿が! 本人が語った溜席の観戦マナー「正座で背筋を伸ばして見てもらいたい」
NEWSポストセブン
AKB48の元メンバー・篠田麻里子(ドラマ公式Xより)
【完全復帰へ一直線】不倫妻役の体当たり演技で話題の篠田麻里子 ベージュニットで登場した渋谷の夜
NEWSポストセブン
水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)
《大谷は誰が演じる?》水原一平事件ドラマ化構想で注目されるキャスティング「日本人俳優は受けない」事情
NEWSポストセブン
”うめつば”の愛称で親しまれた梅田直樹さん(41)と益若つばささん(38)
《益若つばさの元夫・梅田直樹の今》恋人とは「お別れしました」本人が語った新生活と「元妻との関係」
NEWSポストセブン
被害男性は生前、社長と揉めていたという
【青森県七戸町死体遺棄事件】近隣住民が見ていた被害者男性が乗る“トラックの謎” 逮捕の社長は「赤いチェイサーに日本刀」
NEWSポストセブン
学習院初等科時代から山本さん(右)と共にチェロを演奏され来た(写真は2017年4月、東京・豊島区。写真/JMPA)
愛子さま、早逝の親友チェリストの「追悼コンサート」をご鑑賞 ステージには木村拓哉の長女Cocomiの姿
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
パリ五輪への出場意思を明言した大坂なおみ(時事通信フォト)
【パリ五輪出場に意欲】産休ブランクから復帰の大坂なおみ、米国での「有給育休制度の導入」を訴える活動で幼子を持つ親の希望に
週刊ポスト