晩婚化が進む昨今。結婚しないアラフォー女性は、独身を楽しんでいるのかとおもいきや、35才から44才の女性にインターネットで結婚に関するアンケートをしたところ、20.5%が「非常に(結婚)したい」と回答。さらに36.5%が「いつかはしたい」と答えており、半数以上が結婚願望を持っていることがわかる。
しかし、その一方で34.1%が「結婚を考えた異性はいない」と答えており、なかなか運命の人には出会えない現実もあるようだ。そんな運命の人を夢見て、お見合いを繰り返す女性もいる。金融機関に勤務する東京都の女性・Yさん(39才)が、自身の現状を語る。
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私が就職した頃は、女性もバリバリ働いて、結婚しても出産しても仕事に復帰するのが憧れとされていました。それを目指したつもりはないけれど、仕事に真剣に取り組んできた結果、男性からは結婚相手としてふさわしくないという烙印を押されているのだろうと思います。
もう、何度お見合いしたかわかりません。話をしていると毎回、これはイケると思うのですが、必ず相手から断られます。毎回、傷つきます。
男性はバリバリ働く女性のことをどう思っているんでしょうか。たぶん、あまり好きじゃないですよね。だから私もお見合いでは仕事の話はしないし、少しでもザ・女子に近づこうと思って、料理教室にも通いました。
職場の先輩は、結婚したら幸せになれるとは限らないと言うけれど、でも、それもしてみないと確認できない。これからの季節、帰宅したときの部屋の寒さが堪えるんですよね。私みたいなキャリアウーマンでもいいと言ってくれる男性は、どこかにいるんでしょうか。
※女性セブン2015年11月12日号