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2016.01.14 07:00  SAPIO

三島由紀夫 「嫌い」と言うだけの為に太宰治を囲む酒席訪問

三島由紀夫 共同通信

 近年では「文豪」という単語が似合う作家も少なくなったが、かつては文豪と言えば、文化の担い手であるだけでなく、ゴシップの提供者でもあった。三島由紀夫と太宰治の2人も、ガチンコバトルを繰り広げたことがある。

三島由紀夫:「ぼくは太宰さんの文学は嫌いなんです」

太宰治:「嫌いなら来なけりゃいいじゃねえか」【出典:三島由紀夫著「私の遍歴時代」(ちくま文庫)、野原一夫著「回想 太宰治」(新潮文庫)】

 1947年、太宰を囲む酒席を訪ねた三島は、あろうことか面と向かってこう言い放った。

 虚を突かれたように三島を見た太宰は、吐き捨てるように「来なけりゃいい」とだけ言って顔を背けるしかなかった。三島の太宰に対する嫌悪は相当なもので、何度も自著に綴っている。この日も、嫌いだと言うためだけに赴いたというから驚きだ。

※SAPIO2016年2月号

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