《ネットサーフィンをしていたら、気になるページがあった。私が、その日に電話で喋ったことや、行動に酷似したことが、克明に書かれているのだ》
《火災報知器が盗撮器になっていることも珍しくない。目覚まし時計、ボールペン、コンセント、計算機、インターホンなどあらゆるものを疑った》

“監視されているかもしれない“という過度なストレスはASKAの心身を疲弊させていった。2010年頃から、ASKAは覚せい剤を常習するようになった。

 2014年5月17日朝7時半、東京・南青山の路上で警官から任意同行を求められたASKA。直前まで彼がいたのは、ともに覚せい剤を使用していた愛人・A子(38才)の自宅マンションだった。逮捕されたA子には昨年7月、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決が下されたが、ASKAは今なお、A子が無実であると主張する。

《私は、今回何の罪もないひとりの女性を巻き込み、犯罪者にしてしまいました(中略)あの事件が冤罪であることを、少しでも多くの方たちに知ってもらい、彼女の未来のお手伝いをしなくてはならない責任と立場に立っています》

 そう綴り、A子とのメールのやりとりを公開した。

《A子(※実際のブログには個人名が記されている)のためになることならば、証人でもなんでもやる》
《すべて、オレがやったことなのに何でA子が罪を問われちゃうんだろう…。神様は一番大事なところを見てないんだな》
《少しでも役に立てたら幸せです》

 そこには、A子への思慕ともいえる言葉が並んでいた。

「愛人への想いを強く語る一方で、今も一緒に生活を送る妻・洋子さんや2人の子供たちへの謝罪の言葉は、この手記には一切書かれていないんです。そこが何とも不可解で…。彼に反省の気持ちはあるんでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)

※女性セブン2016年1月28日号

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