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高須院長「慰安婦は韓国内の問題。矛盾積み重なりギリギリ」

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は昨年末に日韓で解決が合意された慰安婦問題についてうかがいました。

 * * *
──今回は慰安婦問題についてお話をうかがいたいと思います。一応昨年末、韓国政府が新たに財団を設立し、そこに日本政府が10億円程度を支出して元慰安婦の支援を行うということで一致。慰安婦問題について、「最終的かつ不可逆的に解決」したということで日韓両政府が合意しました。そして、日本側はソウルの日本大使館前に設置された肖像の撤去を求めていますが、韓国内では反発が起きています。

高須:つまりは、韓国側がごねているわけだ。韓国の慰安婦遺族会も合意を認めないって反対してるんでしょ? はっきり言って、予想通りの展開だよ。

 そもそも、元慰安婦の人たちは、日本人に騙されて慰安婦になったって話しているみたいだけど、どう考えても騙されてないよ。仮に本人の意志と反して慰安婦になっていたとしても、彼女たちをその場に送り込んだ親はすべてをわかっていたはず。江戸時代の飢饉のときに、自分の娘を吉原に売ってた親は少なからずいたわけでしょ。それと同じで、韓国にも同じような歴史があるはずなんだよ。

──なるほど。ある意味、職業としての慰安婦ですね。

高須:そう。だから、「性奴隷」なんていうことは絶対にありえない。無償で好き放題やられていたなんてことはないよ。だって、謝礼の明細書みたいなものも出てきてるんでしょ? 兵隊よりもたくさんのお金をもらってたなんて話もあるみたいじゃない。そもそもがおかしい。それに娼婦として日本軍を相手にしていたのは、韓国人だけじゃないしね。満州からもきてただろうし、台湾からもきていたはず。その人たちは、何も言っていないのに、どうして韓国の元慰安婦だけが騒いでるんだ、っていう話だよ。

──ということは、日本政府は10億円を払う必要はない、と。

高須:いや、最初はそう思ったんだけど、よくよく考えたら10億円くらいならいいのかなっていう気もするんだよ。

──どういうことでしょうか?

高須:元慰安婦のなかでいま生きている人はそんなに多くないと思うんだよ。だから、10億円もあれば、元慰安婦の生活を支えるには余りあるくらいだと思う。つまり、この10億円で元慰安婦には納得してもらうわけだ。で、今度韓国内では「朴槿恵大統領はたった10億円で、魂を売りやがった!」っていう世論になってくる。ある意味、立場的には朴槿恵政権のほうがどんどん弱くなるんだよ。

 しかも、この合意はアメリカの意向が大きく影響しているわけで、韓国側もなかなか強く出られない。あんまりごねすぎると、今度はアメリカも黙ってないからね。そうなると韓国も国際社会での立場がどんどん悪くなる。はっきり言って、10億円の効果としては、決して悪くはないよ。

──なるほど。では、日本大使館前の少女像の撤去問題はいかがですか?

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