事故物件に暮らす新道(右)
新道:過去に自殺があった部屋に、今でも住んでます。ぼくは霊感があまりないのですが、必ず金縛りにあう場所があるので、そこでは寝ないようにしています。クッションフローリングの部屋で、そこで死んだんだと想像しています。
その部屋は、30才すぎの男性が自殺して、腐って大量の虫が発生したのを、近所の人がガラス越しに気づいて、中に入ったら腐って死んでいたらしいです。その死体が発見されてから3か月後にぼくが入りました。全部リフォームしてあるので、においも残っていなかったし、きれいでしたよ。
ただ、ブレーカーだけが替えられていなくって、黒くくすんでいたんです。そのブレーカーだけは、ずっと死体を見ていたのかなって。
――家賃は安い?
新道:5万円のところが、2年間は半額になりました。今は通常の家賃に戻っています。引っ越したいんですけど、お金もかかるし面倒くさいので。
――初めから事故物件を狙った?
新道:安いところを探していたら、不動産の人が「事故物件でもよければありますよ」と言ってくれたので、そこにしました。エリアは杉並区です。
――ファラオさんはプライベートではどんなことをしていますか?
ファラオ:仕事と仕事の合間で暇になった時は、1人カラオケに行きます。酒は強くないので飲みには行きませんし、ガラケーなのでLINEはしていません。絵文字も使い方が分りません。
――どういった曲を歌う?
ファラオ:1人で行くときは、好きなローリング・ストーンズ。みんなが知っている曲も歌えた方がいいかと思って、井上陽水も練習しています。
20代前半に1、2年くらい、趣味でバンドのボーカルをやっていました。レッド・ツェッペリンとか、オジー・オズボーンとか、ハードロックですね。ハイトーンな感じでシャウトしていました。
元々音楽をやりたいという気持ちは、芸人になる前にありました。小学校2、3年くらいからトランペットを習って、中学で吹奏楽部、高校でボーカルのレッスンを受けたりギターを習って、成人してからバンドをやって、という流れです。
小さい頃、『ポンキッキーズ』(フジテレビ系)に出たことがあって、ガチャピンや鈴木蘭々さんの後ろで、トランペットを担当したこともあります。
――今後も音楽をやっていきたい?