芸能

桂歌丸の夢は客席の一番前で『笑点』の公開収録を観ること

『笑点』の司会を降板した桂歌丸の夢

 国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。桂歌丸(79)の後任として本誌は「三遊亭円楽(66)に当確」、と報じてきたが結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。ちなみに円楽は本誌にこんな意気込みを語っている。

「昇太になって視聴率が下がったらマスコミは騒ぐだろうから『そのときはオレが行く準備はしてるから』と日テレには伝えてるけどね。ハッハッハッ!」

 さすが“腹黒”! 一方、今後は古典落語の勉強をしたいと表明している歌丸だが、改めて今後の人生について聞いてみると、歌丸節が炸裂した。

「あたしが落語以外に何をやるんですか。今さらオペラやったってしょうがないでしょ。ただ、笑点の前に『もう笑点』っていう5分番組がありますよね。あれだけはね、続けてくれって言われているんですよ。ですから、それだけは続けさせてもらいますけどね。だからたまには有象無象に会うことができるわけですよね」

 視聴者や大喜利メンバーだけでなく、歌丸自身も名残惜しいようだ。

「ま、『笑点』は観るつもりですよ。観て怒るか、褒めるか、どっちかですね、ウェッヘッヘ。メンバーに電話で何か言うと思いますよ。『終身名誉司会』として残っていますんでね」

 やはりタダでは終わらない男だ。そして、今後の夢についてこう語る。

「今のいちばんの望みはね、いっぺん客席の一番前で、笑点の公開収録を観たい。お客さんに混じって、知ら~ん顔して。もちろんメンバーの皆に黙って(笑い)」

 昇太やメンバーからしたら堪ったもんじゃない。

※週刊ポスト2016年6月10日号

関連記事

トピックス

東京都慰霊堂を初めて訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年10月23日、撮影/JMPA)
《母娘の追悼ファッション》皇后雅子さまは“縦ライン”を意識したコーデ、愛子さまは丸みのあるアイテムでフェミニンに
NEWSポストセブン
2023年に結婚を発表したきゃりーぱみゅぱみゅと葉山奨之
「傍聴席にピンク髪に“だる着”姿で現れて…」きゃりーぱみゅぱみゅ(32)が法廷で見せていた“ファッションモンスター”としての気遣い
NEWSポストセブン
渡邊渚さんの最新インタビュー
渡邊渚さんが綴る「PTSDになった後に気づいたワーク・ライフ・バランスの大切さ」「トップの人間が価値観を他者に押しつけないで…」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
ルーヴル美術館での世紀の強奪事件は瞬く間に世界を駆け巡った(Facebook、HPより)
《顔を隠した窃盗団4人組》ルーブル美術館から総額155億円を盗んだ“緊迫の4分間”と路上に転がっていた“1354個のダイヤ輝く王冠”、地元紙は「アルセーヌ・ルパンに触発されたのだろう」
NEWSポストセブン
活動休止状態が続いている米倉涼子
《自己肯定感が低いタイプ》米倉涼子、周囲が案じていた“イメージと異なる素顔”…「自分を追い込みすぎてしまう」
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン
“ムッシュ”こと坂井宏行さんにインタビュー(時事通信フォト)
《僕が店を辞めたいわけじゃない》『料理の鉄人』フレンチの坂井宏行が明かした人気レストラン「ラ・ロシェル南青山」の閉店理由、12月末に26年の歴史に幕
NEWSポストセブン
森下千里衆院議員(共同通信社)
《四つん這いで腰を反らす女豹ポーズに定評》元グラドル・森下千里氏「政治家になりたいなんて聞いたことがない」実親も驚いた大胆転身エピソード【初の政務三役就任】
NEWSポストセブン
ナイフで切りつけられて亡くなったウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(Instagramより)
《19年ぶりに“死刑復活”の兆し》「突然ナイフを取り出し、背後から喉元を複数回刺した」米・戦火から逃れたウクライナ女性(23)刺殺事件、トランプ大統領が極刑求める
NEWSポストセブン
『酒のツマミになる話』に出演する大悟(時事通信フォト)
『酒のツマミになる話』が急遽差し替え、千鳥・大悟の“ハロウィンコスプレ”にフジ幹部が「局の事情を鑑みて…」《放送直前に混乱》
NEWSポストセブン
『週刊文春』によって密会が報じられた、バレーボール男子日本代表・高橋藍と人気セクシー女優・河北彩伽(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
「近いところから話が漏れたんじゃ…」バレー男子・高橋藍「本命交際」報道で本人が気にする“ほかの女性”との密会写真
NEWSポストセブン