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桐谷広人さんが伝授する株主優待の上手な選び方

桐谷さんが“株主デビュー”のススメ

 いろいろな割引クーポンがもらえるなど、お得なことが多い株主優待。しかし、どんな株を購入すればいいのか、選び方がわからないという人も多いだろう。

 そこで、日本テレビ系『月曜から夜ふかし』でお馴染みの“株主優待の異才”桐谷広人さんに、株主優待の選び方を教えてもらった。

「100万円以上する優待付き株は全体のわずか数%。50万円以下で買えるのがほとんど。なかには、メガネスーパーのように必要投資金額7700円で優待を受けられる株も。同社の優待では、メガネフレームを買えば、2万円までのレンズが無料でもらえます。まずは、安価な株を買って“株主デビュー”しちゃいましょう。

 私はリーマン・ショックの時に資産が5分の1になりましたが、それでも生きていけたのは株主優待で金券や商品をもらえたから。まず配当はいくらぐらいもらえ、そこから優待商品はどんなものがもらえるのか。米なら何kg、水なら何本で年何回かを見て決めましょう」(桐谷さん)

 女性セブンの名物記者「オバ記者」は、株主優待に興味津々だ。そこで、オバ記者が桐谷さんに素朴な疑問をぶつけてみた。

【オバ記者の質問1】
 ネットの手続きはなんだかめんどくさい…店舗型の証券会社とそんなに手数料が違うの?

【桐谷さんの回答】
 店舗型では、手数料は1日50万円の売買で7000円程度かかる証券会社があります。ネット証券は手数料はその30分の1程度。松井証券のようにネット口座なら1日10万円以下の売買は手数料無料というところもあります。

【オバ記者の質問2】
 株主になるとすぐ優待が受けられるってワケじゃあないんだよね?
【桐谷さんの回答】
 優待は企業によって違いますが、届くまで2~3か月は見ておいた方がいいでしょう。配当がもらえるのは権利確定日から3か月ほどです。

【オバ記者の疑問3】
 株価が0になることはある?

【桐谷さんの回答】
 業績不振になり、会社が傾けば株価も暴落。0円になって、せっかくもらった優待券もただの紙切れになる場合もあります。株はなるべく複数の企業のものを買う分散投資にし、優待ももらったらすぐに使うようにすれば、そのリスクは自然と減ります。

※女性セブン2016年6月23日号

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