芸能

CM出演にチケット売り切れも 田原俊彦はなぜ復活できたのか

CM出演にチケット売り切れも

 7月4日付のオリコン週間CDシングルチャートで、田原俊彦(55)の新曲『ときめきに嘘をつく』が28位にランクインした。ジャニーズ事務所に所属していた1991年の『夏いまさら一目惚れ』から1993年の『KISSで女は薔薇になる』まで以来となる、5曲連続30位以内を達成。同曲は、CDに先駆けて配信されたオリコンのダウンロードチャートで6月第1週で1位を獲得し、6月の月間チャートでも1位に輝いた。ダウンロードが主流になりつつある今、快挙といえるだろう。

 レギュラー番組『爆報!THEフライデー』(TBS系)の視聴率も好調で、同時間帯1位をキープ。昨年からの『グアム政府観光局』に加え、今年6月に創業130周年を迎えた『南海電鉄』のCMキャラクターにも抜擢され、関西地方でオンエアされている。また、8月末から始まるコンサートツアーのチケットは、早くもチケット売り切れの会場も出ている。

 ジャニーズ事務所独立以降はシングルがオリコン100位以内に入らない年が計10年間に上り、CM出演も数年に一度のペースであった程度。ライブの本数は激減し、会場自体も収容人数の少ない場所に移っていた。

 それが、ここ数年で徐々に状況が好転し、今年は本格的な人気復活の兆しを見せている。

 その背景には、サービス精神溢れる本人の対応もあるだろう。東京や大阪など全国5か所で行なわれた握手会はどの会場も溢れんばかりの人で埋まり、田原は一人一人のファンと言葉を交わしながら丁寧に対応。時にはエスカレーターのお客さんに話しかけたり、子供には目線を合わせて対応したりするなど瞬時のパフォーマンスで場を盛り上げた。

 ファンだけでなく、報道陣への対応でもエンターテイナーぶりを存分に見せた。6月21日に池袋サンシャイン噴水広場で行なわれた新曲リリースイベントでは、写真撮影の際に「ハッ!」「ヤァ!」と一つ一つのシャッターに気合いを込めて反応。

 一通りの質問が終わり、田原が改めて新曲のPRをし、リポーター陣が「ありがとうございました」と締めようとすると、田原が「いつも急に足を上げてくれと言われるから準備体操してきたのに、なんで今日は言わないんだ~~」と話し、足上げからの3回転ターンを魅せ、会場から拍手が起こった。芸能記者が話す。

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
「『あまり外に出られない。ごめんね』と…」”普通の主婦”だった安福久美子容疑者の「26年間の隠伏での変化」、知人は「普段通りの生活が“透明人間”になる手段だったのか…」《名古屋主婦殺人》
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
《名誉毀損で異例逮捕》NHK党・立花孝志容疑者は「NHKをぶっ壊す」で政界進出後、なぜ“デマゴーグ”となったのか?臨床心理士が分析
NEWSポストセブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン
昨年8月末にフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん
「今この瞬間を感じる」──PTSDを乗り越えた渡邊渚さんが綴る「ひたむきに刺し子」の効果
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《中村橋之助が婚約発表》三田寛子が元乃木坂46・能條愛未に伝えた「安心しなさい」の意味…夫・芝翫の不倫報道でも揺るがなかった“家族としての思い”
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
「秋らしいブラウンコーデも素敵」皇后雅子さま、ワントーンコーデに取り入れたのは30年以上ご愛用の「フェラガモのバッグ」
NEWSポストセブン
八田容疑者の祖母がNEWSポストセブンの取材に応じた(『大分県別府市大学生死亡ひき逃げ事件早期解決を願う会』公式Xより)
《別府・ひき逃げ殺人》大分県警が八田與一容疑者を「海底ゴミ引き揚げ」 で“徹底捜査”か、漁港関係者が話す”手がかり発見の可能性”「過去に骨が見つかったのは1回」
愛子さま(撮影/JMPA)
愛子さま、母校の学園祭に“秋の休日スタイル”で参加 出店でカリカリチーズ棒を購入、ラップバトルもご観覧 リラックスされたご様子でリフレッシュタイムを満喫 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、筑波大学の学園祭を満喫 ご学友と会場を回り、写真撮影の依頼にも快く応対 深い時間までファミレスでおしゃべりに興じ、自転車で颯爽と帰宅 
女性セブン
クマによる被害が相次いでいる(getty images/「クマダス」より)
「胃の内容物の多くは人肉だった」「(遺体に)餌として喰われた痕跡が確認」十和利山熊襲撃事件、人間の味を覚えた“複数”のツキノワグマが起こした惨劇《本州最悪の被害》
NEWSポストセブン
近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
NEWSポストセブン