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古代の英雄・ヤマトタケル 身長197cmの超巨漢だった

ヤマトタケルは超巨漢だった?

 かつて学んだ日本史の教科書により、偉人の顔を想像することはできるが、身長や体重についてはまったく未知だ。しかし、『日本史有名人の身体測定』(KADOKAWA)の著者で、歴史小説家でありながら現役の整形外科医でもある篠田達明氏は、肖像画や衣服、甲冑、書物などから偉人の体型を推定している。古代の偉人たちは、どんな体型だったのか。

「古代の英雄・ヤマトタケルは『日本書紀』に身長が1丈(10尺)とある。古代の1尺は約20cmなので身長197cm、BMIを約23と推定して体重90kgと算出。元気はつらつで抜群の行動力を持った美丈夫でした」(篠田氏)

 男性だけでなく、女性についても篠田氏は体型を独自の方法で推測している。

「平安時代の宮中の恋愛を綴った『源氏物語』で知られる紫式部ですが、実際はかなり肉付きが良い太めの不美人という評が残っています。絵画などから145cm50kgと推定しました。不美人が故の性的フラストレーションを執筆によって昇華させたのかもしれない」(同)

※週刊ポスト2016年7月22・29日号

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