芸能

とと姉ちゃん・相楽樹 撮影合間に公園でシャボン玉

とと姉ちゃん・相楽樹、撮影秘話を語る

 放送開始から高視聴率を続けているNHKの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。物語は後半戦に突入し、小橋家の3姉妹がついに出版社「あなたの暮し出版」を設立し、ますます盛り上がりを見せているが、小橋家次女の鞠子を演じる相楽樹(21才)に撮影秘話を語ってもらった。

 * * *
 最初の頃は、鞠子はとと姉(高畑充希)とは対照的な子だと思って演じてきたんです。本当に勉強熱心でまじめで、周りのことをよく見ていて空気が読める。そういう部分は変わってはいないんですけど、戦争を経験したり、夢であった小説家になれなかったりという経験を経て、鞠子も変化してきたなと感じます。

 以前は自分の感情をあまりあらわにすることはなかったけれど、戦争を経て、強くなったというか…一皮むけたような感じがしました。思春期で戦争を経験し、成長したことで、たくましくなったのかなと思います。後半戦も、見どころはたくさんあります! 鞠子がいっぱい登場する週もいただきました。鞠子の人生にもいろいろな変化が訪れますので、お楽しみに!

 いつも一緒にいたわけではないのですが、鉄郎叔父さん(向井理)と、鞠子がやりとりするシーンがすごく好きなんです。物語の最初の頃は、叔父さんが家に来ると何か騒動が起きるんじゃないか…と思っていて、鞠子はちょっと冷たい感じで接したり、それを受けて叔父さんが言い返してきたり(笑い)。

 でも、叔父さんの言い分に対して、鞠子もたしかに…と納得する時もあったりする会話が印象的でした。戦時中には、叔父さんが来てくれるとすごくほっとする感覚になったんです。やっぱり、心を許せる唯一の親戚なんだな…と思いました。今振り返ってみると、叔父さんとの他愛のないやり取りのすべてが、すごく楽しかったなと思います。

 先日、昼間に(高畑)充希ちゃんと(杉咲)花と3人で空き時間が取れたんです。3人でかき氷を食べに行って、そのあと公園に行ってシャボン玉を噴いて遊びました。周囲の人にも全然、気づかれていなかったと思います(笑い)。

 3人とも自由人なので、充希ちゃんは疲れたら公園のベンチで休んでいて、私と花はシャボン玉をひたすらやったり、花を摘みに行ったりしているような感じ。洋服屋さんに行っても一緒に見て「かわいいね」みたいに言い合う感じではなくて、それぞれ自由に見て「何かあった?」「なかった」「じゃあ帰ろう」みたいな、さっぱりした感じなんです(笑い)。

撮影■三宅祐介

※女性セブン2016年8月18・25日号

関連記事

トピックス

新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
《新恋人発覚の安達祐実》沈黙の元夫・井戸田潤、現妻と「19歳娘」で3ショット…卒業式にも参加する“これからの家族の距離感”
NEWSポストセブン
キム・カーダシアン(45)(時事通信フォト)
《カニエ・ウェストの元妻の下着ブランド》直毛、縮れ毛など12種類…“ヘア付きTバックショーツ”を発売し即完売 日本円にして6300円
NEWSポストセブン
2025年10月23日、盛岡市中心部にあらわれたクマ(岩手日報/共同通信イメージズ)
《千島列島の“白いヒグマ”に見える「熊の特異な生態」》「冬眠」と「交雑繁殖」で寒冷地にも急激な温暖化にも対応済み
NEWSポストセブン
中村雅俊が松田優作との思い出などを振り返る(撮影/塩原 洋)
《中村雅俊が語る“俺たちの時代”》松田優作との共演を振り返る「よく説教され、ライブに来ては『おまえ歌をやめろよ』と言われた」
週刊ポスト
レフェリー時代の笹崎さん(共同通信社)
《人喰いグマの襲撃》犠牲となった元プロレスレフェリーの無念 襲ったクマの胃袋には「植物性のものはひとつもなく、人間を食べていたことが確認された」  
女性セブン
大谷と真美子夫人の出勤ルーティンとは
《真美子さんとの出勤ルーティン》大谷翔平が「10万円前後のセレブ向けベビーカー」を押して球場入りする理由【愛娘とともにリラックス】
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(秋田県上小阿仁村の住居で発見されたクマのおぞましい足跡「全自動さじなげ委員会」提供/PIXTA)
「飼い犬もズタズタに」「車に爪あとがベタベタと…」空腹グマがまたも殺人、遺体から浮かび上がった“激しい殺意”と数日前の“事故の前兆”《岩手県・クマ被害》
NEWSポストセブン
医師がおすすめ!ウイルスなどの感染症対策に大切なこととは…?(写真はイメージです)
感染予防の新常識は「のどを制するものが冬を制する」 風邪の季節に注意すべき“のど乾燥スパイラル”とは?
NEWSポストセブン
「秋の園遊会」でペールブルーを選ばれた皇后雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《洋装スタイルで魅せた》皇后雅子さま、秋の園遊会でペールブルーのセットアップをお召しに 寒色でもくすみカラーで秋らしさを感じさせるコーデ
NEWSポストセブン
チャリティーバザーを訪問された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《4年会えていない姉への思いも?》佳子さま、8年前に小室眞子さんが着用した“お下がり”ワンピで登場 民族衣装のようなデザインにパールをプラスしてエレガントに
NEWSポストセブン
佳子さまの“着帽なし”の装いが物議を醸している(写真/共同通信社)
「マナーとして大丈夫なのか」と心配の声も…佳子さま“脱帽ファッション”に込められた「姉の眞子さんから受け継ぐ」日本の伝統文化への思い
週刊ポスト
真美子さんが“奥様会”の写真に登場するたびに話題に(Instagram /時事通信フォト)
《ピチピチTシャツをデニムジャケットで覆って》大谷翔平の妻・真美子さん「奥様会」での活動を支える“元モデル先輩ママ” 横並びで笑顔を見せて
NEWSポストセブン