ライフ

墨田区長 曳舟が舞台の食漫画『ひなた食堂』読み、3回泣く

『ひなた食堂』読み3回泣いたと語る墨田区長・山本亨さん

 女性セブンに連載されていた「食」漫画『しあわせのひなた食堂』の単行本が大ヒット発売中だ。幹太(5才)と陽奈子(1才)をひとりで育てる食堂「ひなた食堂」の女将・照子さんがどこにでもある家庭料理でお客さんのお腹と心を満たしていく──というストーリーだ。

「ひなた食堂」は、東京都墨田区の曳舟にある。東京スカイツリーを仰ぎ見る曳舟は、所々昭和時代の家屋が建ち並び、レトロな商店街もあって、下町の魅力たっぷりの街並み。作者の魚乃目三太さんも関西から上京し、この街に住んでおり、「ひなた食堂」には、実際の曳舟の景色を基にした描写が数多く描かれている。

 そして、墨田区長の山本亨さんもまた『しあわせのひなた食堂』のファンだという。山本区長がコメントを寄せた。

 * * *
 単行本の帯に『孤独のグルメ』原作者の久住昌之さんが「2回声を出して泣いた」とコメントを寄せていましたが、私は3回泣きました。

 カレーライス、お好み焼き、最終回ですね。特に幹太くんの母への愛情あふれるお好み焼きの回は、2人の子を持つ親としてグッときました。

 また、この作品は、感動と共感を与えるだけではありません。DVであったり、シングルマザーの貧困であったり、行政が取り組まなければならない課題をしっかりと描いています。

 墨田区のシティプロモーションは「人 つながる 墨田区」です。「ひなた食堂」のようなあたたかい人情あふれたまちづくりを目指していきたいと思います。

※女性セブン2016年9月1日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
イエローキャブの筆頭格として活躍したかとうれいこ
【生放送中に寝たことも】かとうれいこが語るイエローキャブ時代 忙しすぎて「移動の車で寝ていた」
NEWSポストセブン
伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン