ネイティブアメリカンの聖地であり、神々が住むとされるセドナは世界随一のスピリチュアルスポットとして知られ、安室奈美恵(38才)や相川七瀬(41才)、マドンナ(58才)など海外セレブや多くの芸能人も足を運ぶ。
実は北斗は2年前にもセドナを訪れていた。アリゾナは夫・健介がかつて修業をしていた土地でもあり、思い入れの強い場所でもある。
セドナにはラテン語で「渦」を意味するボルテックスと呼ばれる場所が多数ある。地球のエネルギーと宇宙のエネルギーが合わさり、自然のパワーが噴出するという。人々はこの地のエネルギーを受けるために訪れるが、北斗一家もまた、「4大ボルテックス」の1つ、カセドラルロックなどパワースポットを巡り、自然から力をもらっている。ブログからは、聖地から秘めた力を感じる様子が綴られている。
《パワーだけじゃなく色々な気づきや癒しを与えてくれる、なにか人生観が変わる》
《セドナに来ると不思議な事が色々起こるんだ~。体がビリビリしたり。多くのエネルギーを感じてるんだと思う》
出発前には“家族4人での旅行は最後になるかもしれないし”と意味深な言葉も残していた北斗。だが、それは来年から大学生になる息子のことを考えての言葉。本人はいたって前向きだ。希望を捨てずに病を克服しようとする北斗について、姉が語ってくれた。
「旅行を決めたのは、治療にひとつ区切りがついたタイミングだったからのようです。私たちが聞いたのは出発の直前だったからこっちもびっくり(笑い)。
乳がんだと知らされたのも、入院すると知らされたのも直前でしたから。私たちを心配させたくないというあの子なりの気遣いなんでしょうね。優しい子なんです。今後の治療について詳しくは聞いていないけど、体力もすっかり戻って普通の人より元気なくらいなんですよ」
がんは発症から5年経って再発や転移が見られなければ「完治」とされる。“セドナの奇跡”に祈りを込めて――
※女性セブン2016年9月8日号