「水分が失われて目が乾燥しているので、ビタミンBや角膜保護剤の入った目薬をさして、蒸しタオルなどで温めるといいですね。温まると涙が出やすくなり、目が潤います」
日頃から、目の日焼けに効果的な食べ物をとることも心掛けたい。
「紫外線に効果があるのはルテインです。ブロッコリーやかぼちゃ、小松菜など色の濃い野菜に入っていますし、サプリメントで補うのもおすすめです。目といえばブルーベリーと思いがちですが、ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、網膜細胞の保護には効果的ですが、紫外線にはあまり効果がありません。30~40代から紫外線対策を始めた人と、70代まで何もしなかった人を比べると、圧倒的に白目の美しさが違う。目のケアは1日ずつの積み重ねが大事です」(杉本さん)
かといって、対策を始めるのに遅すぎることはない。
「年をとるほど、水晶体の酸化を抑える物質が減っていき、紫外線の影響を受けやすくなります。年を重ねるごとに紫外線で病気にかかるリスクは高くなるので、何才でも、気がついた時から対策すべきです」(佐々木さん)
今日から始めよう!
※女性セブン2016年9月15日号