国内

熟成肉から赤身、塊にシフトの肉ブーム カジュアル店も増加

「BISTECCHERIA ENOTECA il MORO」のブラックアンガスビーフ Lボーン(600g~)1836円(100g)

 熟成肉、赤身、塊肉といった近年の肉ブームは新たな時代に突入しているという。月刊誌『東京カレンダー』などの元雑誌編集者で「三度の飯より肉が好き」という生粋の肉好きが高じて、現在は肉に特化したフリーのフードライターとして活躍している小寺慶子さんが、肉ブーム最前線を解説する。

 * * *
 4~5年前の熟成肉の大ブームから、塊肉、去年の赤身へと肉トレンドはシフトしてきていますが、今年はこれまでのような大きな柱はなく、“肉も好みや気分に合わせてお店の個性で選ぶ時代”になりつつあります。例えばそのままで食べてもおいしいステーキ肉をサンドイッチにしたり、“自分で焼く”のがスタンダードだった焼き肉をスタッフがすべて焼いてくれるなど、“単に焼いて食べるだけ”ではなく提供方法や調理方法の真新しさ、食べ方の工夫などにこだわったお店が続々とできています。どこで食べるかは自分の気分で選べばいい。どのお店も、女性のお客様が圧倒的に多いですね。

 もう1つ、今年の肉系レストランのトレンドはカジュアル化。たとえば、かつては大人2名で肉料理を食べに行くと1万5000円を超えるのが相場だったけれど、それはもはやリアルじゃないんです。かしこまって食べていたステーキも、今やどーんと大皿に盛られた豪快なスタイルで、2~3人でワイワイとシェアして食べるように、カジュアル化が進んでいます。

 とはいえ、どの店も食材や調理法などを吟味していて、肉料理の本質的なこだわりはもちろん押さえている。斬新な切り口で良質なお肉を気軽に食べられる、大人のためのカジュアルな良店をご紹介します!

■BISTECCHERIA ENOTECA il MORO(ビステッケリア・エノテカ・イル・モーロ)
住所:中央区銀座5-13-12 サンビル1F
営業時間:平日11時半~15時(LO14時)、18~23時(LO22時)、土日祝12~15時(LO14時)、18~22時(LO21時)、無休

 イタリア・トスカーナ名物のステーキが味わえる店。Lボーンステーキは、背骨と肋骨のL字になっている部分の肉を炭火で焼き上げたもの。中の水分や旨みが逃げにくく、味わいがしっかり残りやすいのが骨付き肉の魅力。シンプルに塩コショウのみで味付けし、肉本来の味わいをダイレクトに堪能させてくれる潔い料理だ。

ブラックアンガスビーフ Lボーン(600g~)
1836円(100g)  ※写真は1kg

「“肉”はもちろん“骨”で選ぶ肉好きが増える予感。サシがほどよく入ったサーロインをメインに食べたい人にはLボーンが人気。骨付きはやっぱり骨の周りがいちばんうまい!」(小寺さん)

※女性セブン2016年9月29日・10月6日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
「クスリを支配の道具に」「行為中に使う客層も…」変わり果てた中国人美女インフルエンサーが保護されたシアヌークビル、専門家が語る現地アングラ界隈のリアル
NEWSポストセブン
米・ミネソタ州でICEの職員が女性に向けて発砲し死亡した事件が起きた(時事通信フォト)
【本当に正当防衛か?問題動画検証】米・ミネアポリスで移民当局が女性射殺 国と市長が異例の対立…「女性が抵抗」トランプ大統領・「狂った左派」バンス副大統領vs.「でたらめだ」市長
NEWSポストセブン
沖縄県警の警察官が、「ガサ(家宅捜索)」に入った女性の勤務先に押しかけるという事案が発生(左/共同通信社)
《「恋した」「すっぴんがかわいい」と…》沖縄県警捜査員が“ヤミ金事件”捜査女性の勤務先に押しかけ、迫って、批判殺到 “パスポートを押収し、逆らえない状況でエイサーに誘った”
NEWSポストセブン
月9ドラマ『絶対零度』で主演を務めた沢口靖子
《60歳とは信じられない美姿勢》沢口靖子、“本人も継続を断念”した『科捜研の女』完結後は…各局が熱視線を送る理由
NEWSポストセブン
1985年優勝の胴上げ投手・中西清起氏(左)と2003年と2005年のV戦士である片岡篤史氏(撮影/太田真三)
藤川阪神、連覇への課題は「レフトとショート」の固定 ドラ1・立石正広、2位・谷端将伍をどう起用するか【中西清起氏×片岡篤史氏・OB対談】
週刊ポスト
「成人の日」に番組MCを務める萩本欽一と明石家さんま
《ダウンタウン松本不在の影響も》欽ちゃん84歳、さんま70歳、ナンチャン60歳…高齢MCの特番が「成人の日」の集結した背景 
NEWSポストセブン
秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン
元旦に離婚を発表した吉岡美穂とIZAM(左・時事通信フォト)
《3児の母・吉岡美穂がIZAMと離婚》夫のために「“鬼嫁キャラ”を受け入れた妻の想い」離縁後の元夫婦の現在
NEWSポストセブン
2026年1月2日、皇居で行われた「新年一般参賀」での佳子さま(時事通信フォト)
《礼装では珍しい》佳子さまが新年一般参賀で着用、ウエストまわりに“ガーリー”なワンポイント 愛子さまは「正統的なリンクコーデ」を披露
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈抜群のスタイルとルックスが一変…〉中国人美女インフルエンサーが示唆していた「潘親方(特殊詐欺グループのボス)」との“特別な関係”とは《薬物検査で深刻な陽性反応》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン