芸能

草なぎ剛「木村くんを孤立させる意図はなかった」とつぶやく

草なぎ剛が解散への決断を振り返る

 女性ファッション誌『Oggi』の草なぎ剛(42才)の連載が、ファンの間で話題になっている。最新号(9月28日発売)で草なぎは、『迷う』をテーマにこう語った。

《曖昧な態度を取ることが僕にはある。本当は自分の中で答えは決まっているのに、わざと決められないふりをして、そうこうしているうち、人と話し合ったことに左右されて当初用意していたはずの答えがいつの間にか変わってしまったり》

《“果たしてこれは本当に自分が望んでいた答えなのか!?”と思ったり、後悔したりすることだってもちろんある。やっぱり決断力があるとは言いがたい》

《でも迷ったあげく最終的に出した答えは、自分のもの。結果がどうなったとしても、他人のせいには決してしないと決めています》

 解散発表後、草なぎが「自分の決断」について振り返るのは初めてである。連載ではあくまで一般論として話しているが、タイミングや文脈的にも、明らかに解散を思わせ、ファンの心を揺さぶった。草なぎを知る音楽関係者の話。

「解散報道も落ち着いてきて、ずいぶん客観的に自分を見ているなと感じます。最近は“自分は流されていた部分もあったかもしれない”と漏らすこともあるそうです」

 今年1月の分裂騒動時から、事務所を退社した女性マネジャーに追随する姿勢を見せた4人と、ひとり事務所残留を決めた木村拓哉(43才)という「4対1」の対立構図が報じられてきた。

 中でも最も女性マネジャーを慕っていた香取慎吾(39才)が木村へのわだかまりを強め、香取と親しい草なぎもまた、グループ存続に消極的だと見られていた。

「でも実際には、彼の方から解散を強く主張したことはなかったそうです。8月中旬に行われたジャニー社長との面談の場でも、解散すべきだという香取さんの言葉にうなずいたのは事実だそうですが、新聞各紙を見て“おれは解散強硬派とかじゃないのになぁ”とつぶやいていたこともあったといいます。“木村くんを孤立させる意図はなかった”とも。このまま何もせずに終わることには複雑な思いもあるようで、草なぎさんとしてはなんとか香取さんにもそのニュアンスを伝えたいと思っているんじゃないでしょうか」(前出・音楽関係者)

 事実、前述『Oggi』の連載では、SMAPデビュー時にCDが売れず、仕事にも恵まれなかった過去を振り返り、それでも諦めずにやってきた理由についてこう話している。

《メンバーがいてくれたこと、そして何よりも心から仕事を好きでいたおかげだなと気づかされる》

 このタイミングでメンバーへの感謝を口にした草なぎに、別の音楽関係者も驚きを隠さない。

「自分の意志が弱かった彼が、ここにきて変わり始めた印象を受けます。ファンの声も届いているでしょうし、気持ちが揺さぶられて彼が動き出せば、香取さんの頑な心も氷解するんじゃないか、と淡い期待を抱いてしまうほどです」

※女性セブン2016年10月13日号

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