芸能

坂口杏里の転身に堀江貴文氏苦笑い「間違った観念」

坂口杏里の転身について思いを述べる堀江貴文氏

 10月1日、二世タレントとして人気を博した坂口杏里のアダルトデビュー作が発売され、大きな話題を呼んでいる。転身の理由については、ホストクラブで作った莫大な借金の返済のためなどと報じられているが、これに対し、「物事を知らない人は搾取される」と苦笑いするのが、ホリエモンこと堀江貴文氏だ。

「本来、個人レベルで理屈の通らない額の借金をおしつけられたとき、返さないといけない道理はないんです。その借金額が返済能力をとうに超しているなら、自己破産など債務整理の手続きを取れば済む。要は、踏み倒せばいいわけです。借金は何が何でも絶対に返さないといけない、返すのが人の道だという、間違った観念にとらわれているのではないでしょうか」(以下、「」内は堀江氏)

 堀江氏は、新著『ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!』の中で、普通のOLがホストにハマって借金を背負い、風俗で働くようになった複数の事例や、車でガードレールにぶつかって多額の修理代を請求されたり、震災時に怪しい業者に騙されたりして、結果的に風俗店に勤めることになった被災女性のケースなどを紹介している。

「被災女性のケースでは、デリヘルの仕事後にコンビニで揚げ物や菓子パンを買って、車の中で食べるのが唯一のストレス解消法で、挙げ句ブクブクに太ってしまったと聞いています……。世の中には、わけのわからない借金を押しつけられ、その返済に窮して人生を台無しにしている人が多すぎるんです。私に言わせれば、物事を知らなすぎるし、真面目すぎる」

 ここ数年、日本では女性の貧困問題が顕在化し、今や働く単身女性の3人に1人が年収114万円未満の「貧困女子」に該当するとの調査結果もある。また、大学の学費や生活費のために風俗店でアルバイトしたり、奨学金返済のため、入社間もなく仕事を辞め、風俗に転身したりした女性の例なども盛んに報じられている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
維新はどう対応するのか(左から藤田文武・日本維新の会共同代表、吉村洋文・大阪府知事/時事通信フォト)
《政治責任の行方は》維新の遠藤敬・首相補佐官に秘書給与800万円還流疑惑 遠藤事務所は「適正に対応している」とするも維新は「自発的でないなら問題と言える」の見解
週刊ポスト
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
《自維連立のキーマンに重大疑惑》維新国対委員長の遠藤敬・首相補佐官に秘書給与800万円還流疑惑 元秘書の証言「振り込まれた給料の中から寄付する形だった」「いま考えるとどこかおかしい」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《バリ島でへそ出しトップスで若者と密着》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)が現地警察に拘束されていた【海外メディアが一斉に報じる】
NEWSポストセブン