国際情報

トランプ勝利を予測していた高須院長「日本が偉大になる!」

トランプ大統領で良かったと語る高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、アメリカ大統領選に勝利した、共和党のドナルド・トランプ氏についてお話をうかがいました。

 * * *
──アメリカの大統領選で、共和党のドナルド・トランプ候補が勝利しましたね。

高須:僕が予想していた通りだよ! 正しいことしか言わない人だし、敵を作ってでもしっかり発言して、行動する人だから。自国のことを思っているアメリカ国民なら絶対にトランプさんに期待するはずだよね。

──今回の大統領選は、ヒラリー・クリントン氏のほうが優勢だと伝えられていたところで、徐々にトランプ氏が追い上げてきて、最後の最後で抜き去ったという展開でした。

高須:確かに選挙戦そのものは、かなり混迷していたと思う。政策論よりも足の引っ張り合いだったからね。でも、そんななかでもトランプさんは、現状を否定して、アメリカを変えるということはしっかりアピールしていた。嘘ばっかりで媚びている政治家とは違う。敵が増えてもいいから、本音をぶつける。そういう姿に惹かれる人は多いんだよ。

 トランプさんは、選挙戦では問題発言もあって、汚い言葉を使っていても、選挙で勝った途端に紳士になったでしょ。本当に信用できるね。その辺の政治家だったら、当選した途端に本性を現して、どんどん悪人になっていくもんだよ。アメリカ国民は、そこをしっかり見極めることができた。素晴らしい選挙だったね。

──院長は、この連載でも4月の時点でトランプ支持を表明していましたね。「トランプは日本にとって最高の大統領」とも評していました。

高須:そう。トランプさんは確かに親日派ではない。日米同盟の見直しも求めている。でも、だからこそ、日本にとってはメリットがある。だって、今まではアメリカの傘の下にいたわけだ。いわば隷属していたようなものだよ。でも、トランプさんは、日本を突き放そうとしている。それはつまりアメリカと対等な関係になるっていうこと。やっと日本はアメリカから独立できるんだよ。

──日本から米軍を撤退するとも発言していました。

高須:いいことだと思うよ。日本がアメリカのパシリではなくなるということだからね。日本人としては単純に嬉しいことだよ。それにトランプさんはそれを望んでいるんだからね。単なる属国がほしいのではなく、より強力な仲間がほしいということだよ。まあ、日本もやっと言いたいことが言えるようになるわけで、そうなったら今と力関係が逆転する可能性だってある。アメリカが日本の顔色をうかがってくるかもしれない。

 トランプさんは「Make America Great Again!」ってスローガンを掲げていたけど、むしろ「日本が再び偉大になる!」というチャンスなのかもね。

──トランプ氏は自由貿易がアメリカ人の雇用を奪っているという考え方で、TPPの破棄を宣言していました。

関連記事

トピックス

米倉涼子
《米倉涼子の自宅マンション前に異変》大手メディアが集結で一体何が…薬物疑惑報道後に更新が止まったファンクラブは継続中
火事が発生したのは今月15日(右:同社HPより)
《いつかこの子がドレスを着るまで生きたい》サウナ閉じ込め、夫婦は覆いかぶさるように…専門家が指摘する月額39万円サウナの“論外な構造”と推奨する自衛手段【赤坂サウナ2人死亡】
NEWSポストセブン
自らを「頂きおじさん」と名乗っていた小野洋平容疑者(右:時事通信フォト。今回の事件とは無関係)
《“一夫多妻男”が10代女性を『イヌ』と呼び監禁》「バールでドアをこじ開けたような跡が…」”頂きおじさん”小野洋平容疑者の「恐怖の部屋」、約100人を盗撮し5000万円売り上げ
NEWSポストセブン
ヴァージニア・ジュフリー氏と、アンドルー王子(時事通信フォト)
《“泡風呂で笑顔”の写真に「不気味」…》10代の女性らが搾取されたエプスタイン事件の「写真公開」、米メディアはどう報じたか 「犯罪の証拠ではない」と冷静な視点も
NEWSポストセブン
来季前半戦のフル参戦を確実にした川崎春花(Getty Images)
《明暗クッキリの女子ゴルフ》川崎春花ファイナルQT突破で“脱・トリプルボギー不倫”、小林夢果は成績残せず“不倫相手の妻”の主戦場へ
週刊ポスト
超有名“ホス狂い詐欺師風俗嬢”だった高橋麻美香容疑者
《超有名“ホス狂い詐欺師風俗嬢”の素顔》「白血病が再発して余命1か月」と60代男性から総額約4000万円を詐取か……高橋麻美香容疑者の悪質な“口説き文句”「客の子どもを中絶したい」
NEWSポストセブン
迷惑行為を行った、自称新入生のアビゲイル・ルッツ(Instagramより)
《注目を浴びて有料サイトに誘導》米ルイジアナ州立大スタジアムで起きた“半裸女”騒動…観客の「暴走」一部始終がSNSで拡散され物議に
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《異なる形の突起物を備えた光沢感あるグローブも…》10代少女らが被害に遭った「エプスタイン事件」公開された新たな写真が示唆する“加害の痕跡”
NEWSポストセブン
「みどりの『わ』交流のつどい」に出席された秋篠宮家の次女、佳子さま(2025年12月15日、撮影/JMPA)
佳子さま、“ヘビロテ”する6万9300円ワンピース 白いジャケットからリボンをのぞかせたフェミニンな装い
NEWSポストセブン
オフシーズンを迎えた大谷翔平(時事通信フォト)
《大谷翔平がチョビ髭で肩を組んで…》撮影されたのはキッズ向け施設もある「ショッピングモール」 因縁の“リゾート別荘”があるハワイ島になぜ滞在
NEWSポストセブン
愛子さまへのオンライン署名が大きな盛り上がりを見せている背景とは(時事通信フォト)
「愛子さまを天皇に!」4万9000人がオンライン署名、急激に支持が高まっている背景 ラオス訪問での振る舞いに人気沸騰、秋篠宮家への“複雑な国民感情”も関係か
週刊ポスト
群馬県前橋市の小川晶前市長(共同通信社)
「再選させるぞ!させるぞ!させるぞ!させるぞ!」前橋市“ラブホ通い詰め”小川前市長が支援者集会に参加して涙の演説、参加者は「市長はバッチバチにやる気満々でしたよ」
NEWSポストセブン