ライフ

デキるビジネスマンの気分を味わう5つの方法

これであなたもデキるビジネスマンに(写真:アフロ)

 勝ち組ビジネスマンになるにはどうすれば良いのか。世にそのハウツーは溢れている。大人流コラムニストの石原壮一郎氏が大人流にまとめてみた。

 * * *
 働く大人の究極の目標は何か。それは「デキる人」になること。本当に「デキる人」になれなくても、周囲からそう見えたら十分です。周囲からそう見えるようになるには、まずは自分が「デキる人」になった気にならなければなりません。

 ここでは、ビジネス社会で日々奮闘している方を対象に、とりあえず「デキるビジネスマン気分」を味わう5つの方法をご紹介します。その先に、周囲から「デキるビジネスマン」として見られる自分や、本当に「デキるビジネスマン」になっている自分をイメージしつつ、ぜひ実践してみてください。

「デキるビジネスマン気分」を味わう5つの方法

その1 上司や会社の悪口に精を出す
その2 「近ごろの若者」を批判する
その3 ビジネス書の受け売りをする
その4 武勇伝を盛り気味に披露する
その5 「大物」との関係を自慢する

●その1 上司や会社の悪口に精を出す

「デキるビジネスマン気分」を味わう上で効果的なのは、責任転嫁です。自分が売り上げを伸ばせないのも、いい企画を出せないのも、後輩に慕われないのも、すべて上司や会社のせいにしてしまいましょう。このノウハウを実践してみようと思うあなたは、責任転嫁する理屈を見つける能力には長けているはず。しかも、周囲には共感してくれる“同類”がたくさんいるに違いありません。そういう“同類”以外からは、いかにもダメな人っぽく見えるかもしれませんが、壮大な目標に向かってひるまずがんばってください。

●その2 「近ごろの若者」を批判する

「デキるビジネスマン気分」を盛り上げる上で、格好の踏み台になってくれるのは「近ごろの若者」です。なんせこっちは経験だけは長いので、経験が浅い彼らのアラはいくらでも見つけられます。「自分が若いころはどうだったか」とか「むしろ負けている部分も多いのではないか」なんて考える必要はありません。どんどん批判し、どんどん嘆きましょう。ありがちすぎる絵に描いたような中年の遠吠えですが、そんなことを嬉しそうにやっている自分のみっともなさに気づいてしまわない限り、大きな満足感や快感が得られます。

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン