ビジネス

冬の入浴ガス代節約術 立て続け入浴で約4000円の節約効果

夏の3倍になる冬のガス代、お風呂で節約

 寒くてつい暖房をフル稼働してしまう冬は、光熱費が一気に跳ね上がる。冬は水も冷たくなるから、お風呂を沸かすガス代がかさむし、寒くてシャワーを出しっぱなしにしがち。一般家庭では電気代同様、ガス代も夏より3倍高くなるといわれている。これを何とかしたい。

◆シャワーの使用時間を減らし3298円の節約に

 ガス代の節約でいちばん気になるのは、お風呂。夏であれば節約のためにシャワーだけで済ますのも効果的だが、冬は逆効果になる。

「夏は汚れを落とすだけなのでシャワーを使う時間も短くて済みますが、冬はシャワーで体を温めようとするため無駄にお湯を使うことになります。

 シャワーを17分出しっぱなしにすると、200リットルの浴槽いっぱいのお湯を使うことになるんです。湯船でしっかり温まってシャワーを手短に使う方が断然お得なんです」(節約アドバイザーの丸山晴美さん)

 シャワー10分で約45円のガス代がかかるから、湯船のお湯を利用しシャワーの使用時間を1分短くしただけで約4円の節約になる。家族4人なら1回当たり16円。97日で1552円も減らせる。

「節水シャワーヘッドを使うと、より使用時間が短くなり、4人家族で年間6481円の節約になります」(丸山さん)

 つまり、節水シャワーヘッド利用でひと冬約1746円の節約になる計算だ。

◆立て続けに入って1038円の節約に

 家族が多い場合は、なるべく間を空けずに入浴することもポイントだ。冷めたお湯を追い焚きで1.5℃熱くするには、1回4.7円程度かかる。家族で立て続けに入浴して追い焚き回数を1日1回減らすだけで、97日間では456円の節約に。お湯を冷まさないよう、こまめにふたをすることでも節約効果は1日約6円、97日間で582円お得になる。

「お湯に浮かべる保温シートを使ってからふたをすると、二重の効果でより保温力が高くなるのでおすすめです」(丸山さん)

※女性セブン2016年12月8日号

関連キーワード

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン