国内

年末ジャンボ10億円を狙う東西の「激ツキ売り場」

『卸商(おろししょう)団地CC』の伊藤さんが明かす高額当選者の共通事項は「身なりのしっかりした人」

 東京都心で11月中に初雪を観測したのは実に54年ぶり。11月24日、各地の宝くじ売り場では寒さをものともしない熱狂的な宝くじファンが長蛇の列を作った。その日発売がスタートした年末ジャンボ宝くじは、1等・前後賞合わせて10億円が当たるビッグチャンス。女性セブン宝くじ担当K記者は、大晦日に幸運をもたらす「年末に強い売り場」を探して東奔西走してきました!

 東は東北・宮城県。『卸商(おろししょう)団地CC』(仙台市)は2014年の年末ジャンボで1等・前後賞合わせて7億円、昨年も1等・前後賞合わせて10億円と、日本に数ある売り場の中で唯一、2年連続年末で大当たりを出している。

「ジャンボ宝くじの発売前には、近所にある『卸町(おろしまち)神社』に必ず当せん祈願に行っています。この神社のご祭神は天照大神と、金銀財宝と施福の神である金山尾古神(かなやまびこのかみ)と金山比売命(かなやまひめのみこと)。お金や商売を見守る神様に、宝くじ売り場が商売繁盛しますように、お客様に福と財宝が訪れますようにと祈っています」(森田重人店長)

 オープンから30年以上経つ老舗だが、当初は高額当せんを連発する有名売り場ではなかった。

「記録上では、億当せんは2004年のサマージャンボ1等2億円の1回だけでした」(前出・森田店長)

 2014、2015年の連続当せんの陰には、“女神”の存在があった。販売員の伊藤幸美さんは照れ笑いしながらこう話す。

「連続当せんが始まる前年からこの売り場で働き始めたので、私のことを『幸運の女神』と言ってくださるお客さんが多いんです。“伊藤さんだからイットウ(1等)だ”なんてダジャレを言うお客さんもいて(笑い)。私を含め4人の販売員で、3年連続1等当せんを達成したいですね」

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