「ふたりきりで会うのに、あえてひらけた場所をチョイスする。『個室』とか『隠れ家風』を選ぶから、怪しいんです。それにラブホテルも厳禁。せめて打ち合わせと言い逃れができて、別々に鍵を持って入れるシティホテルを選ぶくらいじゃないと資格もない」(30代・インフラ)

 「自宅」というプライベート空間でも安心はできない。

「お香とかルームフレグランスでアウト。あと、お泊まりして甲斐甲斐しく洗濯なんかしちゃった日には、同じ柔軟剤の香りがふたりからプンプン。替えのYシャツを置いておけばバレなかったのに」(30代・公務員)

“思い出”以外は残してはいけない。

「通話履歴やメールのやりとりはもちろん、おそろのアイテムやツーショット写真も残しちゃいけない。思い出を全力で脳に焼き付けて、あとには何も残さない」(40代・飲食)

 関係がバレそうになっても、焦りは禁物。

「否定しすぎると、逆にホントっぽい。“仲がいいだけなんだけど…”と困った様子を見せるくらいがちょうどいい。それでも言い逃れできなかったら、本気の嘘でごまかす。“偶然街で会った”なんてちゃんちゃらおかしい。“尽きない仕事の悩みに自殺しそうで相談に乗ってもらった”くらい大げさに言った方がいい」(50代・アパレル)

 特に女性の場合、ひとりの時間を上手に過ごすことが求められる。

「いちばんバレるのが盆、暮れ、正月。相手が家族といるときに寂しさを募らせて過剰に連絡をしてしまう。続けたいならひとりでいることに慣れないと…」(40代・会社員)

 不倫は莫大なエネルギーを要するのだ。

※女性セブン2017年1月1日号

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