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2017.02.10 16:00  週刊ポスト

諦めるのは早い! 飲むと男性機能改善が期待できる降圧剤も

諦める前に試してみては?

 降圧剤(高血圧治療薬)服用者の大きな悩みであり、高血圧患者が降圧剤を飲むのを躊躇する理由が、副作用として認められるED(勃起不全)である。「命には代えられないから」と、充実したセックスライフを諦めている男性は少なくない。

 しかし、正しい知識を得れば、高血圧とEDを同時に解決することは不可能ではない。人間ドックで高血圧を指摘されたAさん(56)は、降圧剤を半年前から飲み始めた。服用開始3日後ぐらいから、夜の営みに“異変”を感じるようになったという。

「飲んでいるのは、『利尿剤』タイプの降圧剤です。開始すると、血圧は上(収縮期)で155mmHgから130mmHgに、下(拡張期)で100mmHgから85mmHgと、いわゆる正常値にまで下がりました。

 ですがそれ以来、肝心なときに勃たなくなってしまった。10歳年下の妻に求められ、触られてもウンともスンとも反応しない。まさか自分がED(勃起不全)になるなんて……。ショックだったので、月1回の定期検診でかかりつけの内科医に相談したら『降圧剤の副作用かもしれない』といわれました」

 降圧剤を服用すると、血圧をコントロールできる一方で、AさんのようにEDの副作用に悩まされる人も少なくない。ギリシャのメンデル・ドーマス博士が高血圧患者を対象に実施した2006年の調査によれば、降圧剤を服用した患者の40.4%がEDになったという。

 しかし、“飲むと勃起機能が改善する”というデータが示されている降圧剤があるということは、あまり知られていない。降圧剤を変えることで勃起力を取り戻したというBさん(64)はこう話す。

「上が150mmHgを超えていたので降圧効果は高いが、副作用が多い『カルシウム拮抗剤』を服用していましたが、血圧が落ち着いてきたので副作用の少ない降圧剤に変えた。

 すると、降圧剤を使用前ですら中折れすることが多かったのに、代わりの薬を服用後1か月ぐらいすると、徐々に勃起力が改善した。中折れはほとんどなくなりました」

 Bさんが使い始めた降圧剤がARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)に分類される「イルベサルタン」だ。

 イルベサルタンの勃起機能改善を示す研究結果がある。

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