赤羽家は夫妻と4男4女、犬一匹の大家族。一家を切り盛りする赤羽真由美さん(35才)は、家事や育児に加えて英会話塾や子育てサロンを開くパワフルなママだ。毎日仕事を終えて帰宅し、子どもの送迎に行くまでの40分間で家族10人分の夕食を作るハードスケジュールをこなすうち、時短テクが自然に身についたという。
「一番のポイントは電子レンジの活用です。野菜はチンすればゆでる時間の短縮になりますし、コンロと同時進行で調理ができます。さらに調理道具をたくさん使わずにすむので、後片付けもラクになりますよ」(真由美さん)
【赤羽流時短テク】
きんぴらは、ごぼうやにんじんを包丁でせん切りにするのが面倒。ピーラーでスライスすれば下ごしらえが早く、さらに薄く均一に切れるので、食材に火が通りやすい。
パスタなどを鍋でゆでる時に、一緒にじゃがいもをゆでてしまえば、ポテトサラダの下ごしらえがラクに。鍋ひとつ、同時進行で二品が作れる。
ラザーニャの生地はゆでるのに時間がかかるうえ、生地同士がくっつきやすいのが厄介。生地を3cm角くらいに切って、ゆでずにフライパンで調理。
◆なすとひき肉のカレーの作り方
フライパンにオリーブオイルを熱し、薄切りの玉ねぎとひき肉を炒める。さらにみじん切りにしたなすを加えて炒め、水を入れる。なすに火が通ったらカレールウを入れ、とろみがついたら完成。
【時短テク】肉はひき肉を使いなすはみじん切り
火が通りやすく味もしっかり出るので、赤羽家で肉と言えばひき肉! なすもみじん切りにすれば、サッと炒めるだけでOK。
【時短テク】熱効率の良さなら鍋よりフライパン!
底面積が広いフライパンは熱効率が良く、具材に火が通りやすい。煮込まなくても、野菜の味や肉の歯ごたえが楽しめるカレーが完成。
※女性セブン2017年2月23日号