ライフ

私大看護学部2年生女優「アイドルへの憧れと同じでした」

AV出演に「まったく抵抗がありませんでした」と語る

 女子大生にとってAVの出演料は破格だが、身バレ、顔バレなどの様々なリスクを考えるとハードルは高い。しかし昨今、女子大生AV女優は右肩上がりに増え続けている。AVライターの尾谷幸憲氏がその理由を分析する。

「昔のように完全にお金目当てと言えない子たちもデビューしています。AV出身者がタレントとして活躍したり、恵比寿マスカッツなどのアイドルグループがテレビに出たりと、AV女優の地位が向上したことが大きいようです。“AV女優の○○ちゃんのようになれるよ”が、スカウトの口説き文句になっているのです。

 ネックだった学校や親への“身バレ対策”に事務所が力を入れていて、プロによる別人に見えるメイク、出演媒体の厳選などバレにくい工夫が、彼女たちにとっては安心材料になっています。今では国立大学から高偏差値の名門私大までAV女優を続々と輩出しています」

 言うまでもなく学生の本分は勉強。AV女優との二足のわらじを履くことは簡単ではないはず。現役女子大生AV女優は、どう両立しているのだろうか。

 あどけない顔にAカップでファンから熱狂的な支持を受けている篠崎みおさん(20)は、首都圏にある私大の看護学部の2年生。昨年8月のデビュー後、すでに50本以上の作品に出演している。篠崎さんが言う。

「昨年3月に歌舞伎町でスカウトされたのがきっかけです。中学生の頃から恵比寿マスカッツが好きで、AVにはまったく抵抗がありませんでした。むしろ私にとってはアイドルへの憧れと同じでした」

 デビュー前の男性経験は、高校2年生時に付き合っていた彼氏1人だけだという。しかし、最近になって親や友達、学校にAV出演がバレてしまい、困っていると篠崎さんは続ける。

「親がとても怒っているんです。まだちゃんと説明していないので、どう話せばいいか悩んでて……。学校にバレたら居づらくなるので、“私じゃありません”といい続けようと思います。でも、AVに出たことは後悔していません」

 看護師の国家試験を受けて、大学も卒業するつもりだという。

※週刊ポスト2017年3月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
「ウチも性格上ぱぁ~っと言いたいタイプ」俳優・新井浩文が激ヤセ乗り越えて“1日限定”の舞台復帰を選んだ背景
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン