芸能

赤江珠緒 「実家の母との溝」を埋め、42才で念願の妊娠

3月で全てのレギュラー番組を降板する赤江アナ

「実はですね、わたくし赤江珠緒が、このたび妊娠いたしました。刻々とお腹も出てきているし、巨乳にもなっています(笑い)」

 2月16日、レギュラーのラジオ番組『たまむすび』(TBS放送)の冒頭で、妊娠5か月であることを発表した フリーアナウンサー・赤江珠緒(42才)。

「嬉しいです。ご近所さんからも“おめでとう”って声かけてもらって。正直、もう私は諦めていましたから…。いろいろありましたけど、今は無事に元気な子が生まれてくるよう祈るだけです」

 赤江の母親は感無量といった様子でこう話す。兵庫県明石市の白亜の邸宅。一緒に出てきた父親も、丁寧に頭を下げて取材を見守る──。

◆全く連絡をくれなくなった

 晩婚化が進む現代、40~44才の女性の出生数はこの20年で4倍に増えた。昨年41才で出産した膳場貴子アナなどアラフォーでの第一子妊娠は増えている。

 だが、それは分母の増加ゆえの数字であり、高齢妊娠の難しさは変わらない。統計によれば、35才の女性の自然妊娠率は30%。45才で5%にまで下がる。

 また、30代後半で結婚し即座に不妊治療を始めた女性に比べ、赤江のように40代前半~半ばで結婚したキャリアウーマンは“妊活初期の姿勢”に差があるという。不妊治療に詳しい「いけした女性クリニック銀座」の池下育子院長が語る。

「時間のとらえ方というか、スピード感が違うんです。例えば39才で結婚した女性の場合、自分の状況をシビアに判断し、全てにおいて妊娠を最優先するタイプがほとんど。体外受精の選択も迷いません。一方、30代半ばの女性だと、仕事と妊活の優先順位を決めかねているかたが多い。あと一年、この仕事が終わってから、と猶予期間を長引かせているうちに、気づいたら手遅れ…というケースも散見されます」(池下院長)

 年齢に加え、「子供はまだ?」「結婚何年目だっけ?」という周囲からの言葉も赤江を苦しめた。

 女性のための健康情報サイト『ルナルナ』が妊活、妊娠、育児中の女性を対象に行った「妊活のストレスとパートナーとの関係について」の調査結果によると(2014年12月)、「妊活開始から妊娠までかかった月数」は6か月以内と回答した人は約55%。6か月以上~1年以内は約25%。2年以上かかったとの回答は約6%だった。結婚5年以上と答えた人は皆無である。

関連記事

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の判決は執行猶予付きに(画像はイメージ、Getty)
「何もついてない、まっさらな状態で抱きしめたかった」呼吸器に繋がれた医療的ケア児の娘(7)を殺害した母(45)が語った「犯行時の心情」【執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト