スポーツ

大阪場所注目の下位力士対決、サーカス宇良とスピード石浦

下位力士同士の取組にも注目

 2月27日に発表された大相撲大阪場所(3月12日~)・新番付で、ついに稀勢の里が「横綱」に名を連ねた。その稀勢の里を迎え撃つのは、初場所千秋楽で苦杯をなめさせられた白鵬、途中休場でいいところのなかった鶴竜、日馬富士というモンゴル勢3横綱だ。

「一方、稀勢の里と同じ田子ノ浦部屋の高安が関脇に復帰します。モンゴル包囲網に立ち向かう兄弟子を援護した上で、自身の大関獲りもかかった場所となる」(担当記者)

 他にも4度目のカド番を迎える大関・照ノ富士の奮起、関脇に陥落した琴奨菊が10勝を挙げて大関に返り咲けるかなど、上位陣の見どころは多い。

 さらに、下位に目を向けても楽しみばかりだ。今回の番付発表で新入幕を果たす24歳の宇良(木瀬部屋)は関西学院大卒で、“サーカス相撲”が持ち味。

 十両3枚目で迎えた初場所で11勝4敗の成績を収め、出身地・大阪での“ご当地場所”で新入幕を決めて気合は十分。173cm、128kgの小兵ながら、あの舞の海が後継者に指名した「新・技のデパート」として人気急上昇中だ。

「初場所2日目には絶体絶命の体勢から『首ひねり』で青狼を破り、13日目の天風戦では十両以上の相撲で史上初となる『たすき反り』の決まり手で勝負を決めた。相手の差し手をかい潜りながら、もう一方の手で相手の足を取り、体を後ろに反って倒す技です。体格で劣るぶん、新技開発にとにかく熱心な力士。

 来場所、横綱との対戦はまだありませんが、スピードを身上とする173cm、115kgの小兵・石浦(宮城野部屋)との一番がどうなるか、今から楽しみです」(同前)

※週刊ポスト2017年3月10日号

関連記事

トピックス

Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
保護者責任遺棄の疑いで北島遥生容疑者(23)と内縁の妻・エリカ容疑者(22)ら夫妻が逮捕された(Instagramより)
《市営住宅で0歳児らを7時間置き去り》「『お前のせいだろ!』と男の人の怒号が…」“首タトゥー男”北島遥生容疑者と妻・エリカ容疑者が住んでいた“恐怖の部屋”、住民が通報
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
《交際説のモデル・Nikiと歩く“地元の金髪センパイ”の正体》山本由伸「31億円豪邸」購入のサポートも…“470億円契約の男”を管理する「幼馴染マネージャー」とは
NEWSポストセブン
学業との両立も重んじている秋篠宮家の長男・悠仁さま(学生提供)
「おすすめは美しい羽のリュウキュウハグロトンボです」悠仁さま、筑波大学学園祭で目撃された「ポストカード手売り姿」
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
「港区女子がいつの間にか…」Nikiが親密だった“別のタレント” ドジャース・山本由伸の隣に立つ「テラハ美女」の華麗なる元カレ遍歴
NEWSポストセブン
米大リーグ、ワールドシリーズ2連覇を達成したドジャースの優勝パレードに参加した大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
《真美子さんが“旧型スマホ2台持ち”で参加》大谷翔平が見せた妻との“パレード密着スマイル”、「家族とのささやかな幸せ」を支える“確固たる庶民感覚”
NEWSポストセブン
高校時代の安福容疑者と、かつて警察が公開した似顔絵
《事件後の安福久美子容疑者の素顔…隣人が証言》「ちょっと不思議な家族だった」「『娘さん綺麗ですね』と羨ましそうに…」犯行を隠し続けた“普通の生活”にあった不可解な点
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン