ビジネス

夫がリストラ、住宅購入など、確定申告で税金が戻る小ワザ

知っておきたい確定申告の小ワザ

 確定申告の提出期限が迫ってきた。マイナンバーの導入で添付書類も増えたが、面倒くさがらずにしっかり申告して、払いすぎた税金を取り戻したい。そこで、知っておくとおトクな小技3つをご紹介。

◆夫がリストラされた!

 昨年、リストラされて、再就職していない場合は、勤務先での年末調整が受けられない。在職中に源泉徴収されていた所得税はあくまでも仮の金額。リストラで年収が下がれば、納める税金も少なくなるので、確定申告するとお金を取り戻せる。定年退職や自己都合退職した場合も、忘れずに申告を。

◆昨年、ローンを組んで家を買った

 所得3000万円以下の家庭が、返済期間10年以上のローンを組んで、マイホームを買うと利用できる住宅ローン控除。一定の要件を満たした住宅なら、年末の住宅ローン残高の1%が最大10年間戻ってくるおトクな制度だ。ローン残高2000万円なら20万円が戻り、所得税で引ききれない分は住民税から差し引かれる。2年目からは勤務先の年末調整で対応してくれるが、1年目は自分で確定申告する必要がある。昨年(2016年)、マイホームを購入した人は確定申告が必須だ。

◆年末調整後に家族が増えた

 専業主婦(パート主婦)の妻や高齢の両親などを扶養している場合は、配偶者控除や扶養控除があり、利用できるかどうかは、その年の12月31日の状態で判断される。年末調整は、11月頃に届け出る扶養家族情報をもとに税額を確定させるが、書類の提出後に家族が増えた場合も1年分の控除がまるまる受けられる。年末調整の手続き後に「結婚して妻は専業主婦(その年の収入が103万円以下の場合)」「高齢の親と同居を始めた」という場合は、確定申告すると税金が戻ってくる。

※女性セブン2017年3月16日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
生きた状態の男性にガソリンをかけて火をつけ殺害したアンソニー・ボイド(写真/支援者提供)
《生きている男性に火をつけ殺害》“人道的な”窒素吸入マスクで死刑執行も「激しく喘ぐような呼吸が15分続き…」、アメリカでは「現代のリンチ」と批判の声【米アラバマ州】
NEWSポストセブン
“アンチ”岩田さんが語る「大谷選手の最大の魅力」とは(Xより)
《“大谷翔平アンチ”が振り返る今シーズン》「日本人投手には贔屓しろよ!と…」“HR数×1kmマラソン”岩田ゆうたさん、合計2113km走覇で決断した「とんでもない新ルール」
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン