国内

桜井誠氏が結党大会 マスコミは今回も放置するの?

ネットニュース編集者の中川淳一郎氏

 アメリカのトランプ大統領を始め欧州でも極右政党が躍進しているが日本はどうか。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏はいまある危惧を抱いているという。

 * * *
「あの男」がここまで来るか……。そんな感覚を抱くできごとがあった。桜井誠(45)という人物がいる。昨年の東京都知事選に、前総務次官にして嵐・櫻井翔の父である桜井俊氏が出馬するかどうか取り沙汰されている時に電光石火のごとく出馬。街頭演説時に大雨が降ったらウグイス嬢に「嵐を呼ぶ男・桜井です!」とコールさせ、有権者に「櫻井パパ」と間違えさせる戦略を取った。

 彼はかつて「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の会長を務め、現在は市民団体「行動する保守運動」の代表だ。桜井氏は2月26日に政治団体「日本第一党」の結党大会を開いた。産経新聞のデジタル版によると、この日の出席者は約270人で、党員数は全国で約1600人だそうだ。そして、記事にはこうある。

〈桜井氏は就任あいさつで「政権をとったら韓国と断交する」と断言した。〉

 かつて彼は頻繁に嫌韓デモを行なっていた。「朝鮮人をガス室に送れ!」などと韓国及び在日コリアンに対する罵詈雑言を街頭で発し、「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも殺せ」と書かれたプラカードを掲げることも厭わない。

関連記事

トピックス

神田正輝の卒業までに中丸の復帰は間に合うのか(右・Instagramより)
《神田正輝の番組卒業から1年》中丸雄一、『旅サラダ』降板発表前に見せた“不義理”に現場スタッフがおぼえた違和感
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)の“過激バスツアー”に批判殺到 大学フェミニスト協会は「企画に参加し、支持する全員に反対」
NEWSポストセブン
主人公・のぶ(今井美桜)の幼馴染・小川うさ子役を演じた志田彩良(写真提供/NHK)
【『あんぱん』秘話インタビュー】のぶの親友うさ子を演じた志田彩良が明かすヒロインオーディション「落ちた悔しさから泣いたのは初めて」
週刊ポスト
寮内の暴力事案は裁判沙汰に
《いまだ続く広陵野球部の暴力問題》加害生徒が被害生徒の保護者を名誉毀損で訴えた背景 同校は「対岸の火事」のような反応
週刊ポスト
どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン