国内

高須院長 「今こそ教育勅語をキチンと伝えるチャンス」

教育勅語は素晴らしいと語る高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は紛糾する森友学園問題についてお話をうかがいました。

 * * *
──現在、国会では森友学園の問題が議論されています。院長はどう感じていらっしゃいますか?

高須:いつの時代も怪しげな学校はあるものだよ。私立の学校なんだから、多少は偏った教育をしていても仕方ない部分はあると思う。でも、国から格安で土地を売って貰うために、安倍首相を過剰に持ち上げてたというのなら、それはちょっとあまりにもケチな話だよ。昭恵夫人を名誉校長にすれば、首相も口利きをしてくれるだろう、「安倍首相がんばれ!」って園児に言わせれば、国がよくしてくれるはず…っていう考えだというのなら、本末転倒だね。

 そもそも立派な教育理念を掲げてるのなら、絶対にズルをしてはいけないよ。教育者がズルをしていたら、子供たちもズルをするようになってしまう。どれだけ素晴らしい教育をしていても、不正を働いたら全部台無しになる。

──保守派の中でも、森友学園に対しては反発する意見も多いようです。愛国心を教えるだけならまだしも、中国人や韓国人に対する差別的な考えを教えていたという意味では、保守派に対するイメージダウンに繋がる…ということのようです。

高須:それはあるだろうね。正しい歴史を教えることと、差別をすることはまったく違うことだから。ただ単に「中国人や韓国人が嫌い」っていうスタンスで教育をするのは、ちょっとゆがんでるかな。

 でも、教育勅語を毎日暗唱させてたっていうのはすごく素晴らしいことだとは思うよ。教育勅語っていうのは、軍国主義的だっていろいろ言われることもあるけど、その内容は本当に子供たちに教えていくべきものだからね。親孝行をしよう、兄弟仲良くしよう、友達を信じよう、勉学に励もう、社会のために働こう…っていうことを説いているものなんだよ。これこそ、日本国民が後世に受け継いでいくべき、素晴らしい教えだと思う。でも、だからこそそれが差別主義的な考えと混同されてしまうのは、本当に迷惑。教育勅語で言っていることは、差別なんてものとはまったく逆のものなんだから。

 だからね、森友学園の件で、妙な形でスポットが当たってしまった今だからこそ、教育勅語の本当の意味を伝えていくべきなんじゃないかと思うよ。ちゃんと伝えていくことができたら、日本の未来は明るくなると思うけどなあ。

──なるほど。教育勅語に対する誤解を解くことが、結果的に良い教育になる、と。

トピックス

大谷が語った「遠征に行きたくない」の真意とは
《真美子さんとのリラックス空間》大谷翔平が「遠征に行きたくない」と語る“自宅の心地よさ”…外食はほとんどせず、自宅で節目に味わっていた「和の味覚」
NEWSポストセブン
逮捕された村上迦楼羅容疑者(時事通信フォト)
《闇バイト強盗事件・指示役の“素顔”》「不動産で儲かった」湾岸タワマンに住み、地下アイドルの推し活で浪費…“金髪巻き髪ギャル”に夢中
NEWSポストセブン
「武蔵陵墓地」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年12月3日、撮影/JMPA)
《曾祖父母へご報告》グレーのロングドレスで参拝された愛子さま クローバーリーフカラー&Aラインシルエットのジャケットでフェミニンさも
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《約200枚の写真が一斉に》米・エプスタイン事件、未成年少女ら人身売買の“現場資料”を下院監視委員会が公開 「顧客リスト」開示に向けて前進か
NEWSポストセブン
指示役として逮捕された村上迦楼羅容疑者
「腹を蹴れ」「指を折れ」闇バイト主犯格逮捕で明るみに…首都圏18連続強盗事件の“恐怖の犯行実態”〈一回で儲かる仕事 あります〉TikTokフォロワー5万人の“20代主犯格”も
NEWSポストセブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
《広瀬すずのぴったりレギンスも話題に》「アスレジャー」ファッション 世界的に流行でも「不適切」「不快感」とネガティブな反応をする人たちの心理
NEWSポストセブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
《スクープ》“連立のキーマン”維新国対委員長の遠藤敬・首相補佐官が「秘書給与ピンハネ」で税金800万円還流疑惑、元秘書が証言
NEWSポストセブン
2018年、女優・木南晴夏と結婚した玉木宏
《ムキムキの腕で支える子育て》第2子誕生の玉木宏、妻・木南晴夏との休日で見せていた「全力パパ」の顔 ママチャリは自らチョイス
NEWSポストセブン
雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
《雅子さま、62年の旅日記》「生まれて初めての夏」「海外留学」「スキー場で愛子さまと」「海外公務」「慰霊の旅」…“旅”をキーワードに雅子さまがご覧になった景色をたどる 
女性セブン
ケンダルはこのまま車に乗っているようだ(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
《“ぴったり具合”で校則違反が決まる》オーストラリアの高校が“行き過ぎたアスレジャー”禁止で波紋「嫌なら転校すべき」「こんな服を学校に着ていくなんて」支持する声も 
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン